2000年07月02日

今日は、久しぶりに「新日曜美術館」を見ました。のみが欲しくなりました。やっぱり、平面構成ではなく、立体だな、と思いました。鑑賞するものではなく、暮らしの中で使うものだなと、感じました。父さん母さん、「新日曜美術館」は、見ましたか?

僕は、木を削るのが好きなので、家具作りの話なんて、うんと興味津々なんです。かつて、木版画に力を入れた時期がありましたが、刷りよりも、彫りが、好きでした。

三角刀で、しゃりしゃりと音を立てながら、ラジオでオールナイトニッポンの中島みゆきを聴き、どうしても番組のエンディングの、はしゃいでいない中島みゆきの言葉を聴きたくて、彫刻刀を手に、ストーブのない部屋で、半分だけシュラフにくるまり、夜を過ごしたことが、ありましたっけ。中島みゆきの、おだったおしゃべりとは裏腹に、エンディングでは、いわゆる中島みゆきっぽい語りだったんです、切ない感じのね。僕は、『深海魚』の世代。片思いで、赤面症で、夢想家の少年だった僕は、柄にもなく恋愛志向で、失敗を繰り返しました。うんと、傷付けられたし、自ら傷付いたし...そんな時代が、版画の時代で、僕は、木を削る行為に、無関心ではいられないんです。

子どもたちに、まずはナイフを持たせて、山に行く僕。子どもたちには、悪いかもしれませんが、非常に個人的な背景の元に、教育活動をしてしまっているかもしれません。

今夜は、介護の日。帰ってくる道、久しぶりに、北斗七星を見ました。

今日の写真は、昨日の一枚。木こりさんの仕事後の子どもたちです。年輪を思わず数えちゃうんです。