朝、教室に行くと、教室前のベランダに、肥料袋があり、みんながワクワク顔で「見てみて!」と言います。見ると、草ばかり。そこで、肥料袋をひっくり返してみたら、ヒキガエル! 僕は、嬉しくなっちゃって、大喜び! さっそくいじくりました。最初は「くせえ! くせえ!」と言っていた人も、いじくりはじめ、ヒキガエル(以下ガマちゃん)には、悪かったんですけど、楽しかったです。さて、授業だ... と、肥料袋にガマちゃんを戻しましたが、国語の授業中、いつの間にかに教室に入り込み、5年生の教室へのドアを叩こうとしています。うひゃひゃです。ドキドキわくわくです。ダイハツのCMみたいなんです。「ほしい! ほしい!」ってやつです。
休み時間に、いろ〜んな人に見せてあげなよ!と言ったら、みんなでワクワク顔で「行ってきま〜す!」と消えてしまいました。そして、いい顔で帰ってきたみんなは、各学年での反応や、先生方の表情を、とくと教えてくれました。保健室で、大きなかごをもらってきたみんな。ガマちゃんへの興味はつきません。えさは何だろう。こいつは、歩いてばかりだけど、泳げるんだろうか。毒はないか。そこで、池に入れてみました。泳ぎました。思わず歓声! 暑い校庭の真ん中に置きました。「まるで砂漠だね」見守っていたみんなは、すぐにかごに戻しました。ちなみに、上の写真は、こちょこちょをしているところです。
しばらく飼いたいという声もありましたが、餌の問題、暑さ対策を考えると、難しく、いつものように「元いたところに、逃がそうよ」。うんと飼いたいと頑張っていた人も、帰り時間に、雷が鳴り始めたので、「うん、いいわ、逃がそう」と素っ気なく、結局二宮金次郎さんの後で逃がしてやりました。貫禄のある後ろ姿のガマちゃんは、「やれやれ、人間の子どもに付き合うのも、疲れるわい」と、ため息を付いているかのようでした。藪のこぎ方が凛々しかったです。
ガマちゃんを、学校に持ってきてくれたtちゃんのおばあさん、連日お世話さまです。ありがとうございます。