2000年08月11日

興奮しました! おっかない!って思いました。身の危険を感じました。感動しました。有珠山です。噴火している火口です。

室蘭に午前2時に上陸した僕は、何はともあれ、噴火している有珠山が見たくて、バイクを西に走らせました。やっぱり雨、寒い中をとりあえず壮瞥町の道の駅そうべつサムズに向かいました。雨の中テントを立てるのは面倒だし、洞爺に着いても暗いので、道の駅で仮眠をとろうと思ったのです。(途中、気のせいかもしれないけれど、有珠のほうが赤く光っていました。)けれども、道の駅に仮眠をとれるようなロビーはなく、僕はレストランの軒下で眠りました。トイレに行ったら、道の駅の裏は、仮設住宅でした。朝になっても雨、新聞配達に来たおじさんに「おぅ、単車か、雨だなぁ」と声を掛けられました。「今日は、ずっと雨っすか?」「全道的に雨みたいだぞ」...僕は、雨上がりを待たず、洞爺に行きました。

立ち入り禁止という札のところで、上の写真を撮りました。すぐそこで、噴火しているという緊張感がありました。まるで、焚き火をしているとき、段ボール箱を扇にして、火を扇いだときのように、火が火山が吠えているのです。白い噴煙は、気まぐれな渦を作りながら、出来立ての白さで漂っていきます。単調なリズムではなく、ときには休んだり、急に吠えたりして、落ち着きません。それがとても、おっかなかったです。ひょっとすると、次の瞬間に大爆発を起こすかもしれない!と感じさせるのです。寒い雨に打たれながら、早朝人っ子一人いない中だから、なおさらそう感じたのかもしれません。道には、火山灰が残り、噴火当初の様子が、感じられました。しかし、ボート乗り場では「噴火口をごらんください」と案内があり、ホテルも営業していて、ふらりと足を向けた僕なんかの興奮と感傷なんか関係なく、人間の暮らしは、普通に営まれているようでした。