2000年08月19日

大間の町にはいたるところに「私の青空」のポスターが貼ってありました。そんな大間の町で「大間原子力発電所工事区域」の看板。ショックでした。なずな! これでええんかっ!?

さて、大間で朝を迎えた僕は、とりあえず佐井に向かいました。佐井の願掛岩キャンプ場は、思い出深いところです。本当は昨夜も泊まろうかな?って思っていたところです。そっちまで行こうかと思いましたが、今回は佐井から奥薬研への林道に入り、ごとごと行きました。やっぱり山道はいいです。ほどなく、奥薬研に着き、混浴無料露天風呂のかっぱの湯に1時間くらいもだらだらと、おしゃべりしながら入っていました。岩手県南の町に帰る花泉さん、これから雪が降る頃までゆっくり北海道を回る学生さん、奥薬研のキャンプ場に5泊もしている千葉さん...。僕は、明日仕事があることが、うんと重く、やれやれ夏が終わるよって気分になっていきました。

奥薬研を発ち、恐山に行きました。ここでも、お風呂に入りました。石鹸の立たない、ぴりりとした熱めのお湯です。背筋がぴんとするような、お湯です。そう、だらだら系ではないんですよ、ここは。ちなみに、3つあるお風呂(ふろ小屋って感じの内湯)は、かつては全部混浴でした。けれども、何年前からかなぁ、女湯・男湯・混浴って具合になっています。

恐山を下り、田名部に行くと、お祭りでした。賑やかでした。み〜んな、お祭り装束になり、小さい子たちも、いっちょまえで、かっこよかったです。写真は、そんな一枚です。後ろの山車を神社まで引っ張っていくのですが、掛け声を揃えながら山車を動かしていく若者たちは、かっこよかったですよ。

そんなこんなしながら、僕はバイクを南下させ、途中の道の駅で奥薬研の千葉さんに再会したりしながら、国道を行きました。もう旅も終わりです。バイクにずっと乗っていたかったので、なるべく高速道路には乗らず、暑さに半分眠り、ガムを噛み、音楽を聴きながら、とことこと国道を行きました。けれども、盛岡手前の滝沢で渋滞に負け、高速に乗りました。ちょうど日も陰ってきたので、いいところです。ガソリンの量が危なくなってきたので、北上で降り、給油してからまた国道4号線。前沢で、豚カツ食べて、また高速。そして、家に着いたのは、10時を過ぎた頃でした。はぁ〜、俺の夏が終わったぁ〜! 早く次の夏休みが来ないかな...