2000年10月14日

今日は、ぴよさんと二人、多賀城にある東北歴史博物館に行きました。「東北地方の仮面〜芸能と祈りのこころ〜」という特別展を見ることが第一目的でした。

僕は、昔から仮面好きです。家に美術全集みたいなのがあって、その中の一冊「原始美術」が、小さなときからお気に入りでした。洞窟の中あった壁画に混ざって、アフリカの仮面が載っていました。ドキドキするような、夢に出てくるようなインパクトある目! 色! まさに恐いもの見たさで、よくその本を広げたものです。

「東北地方の仮面〜芸能と祈りのこころ〜」は、正直言って、少し期待しすぎでした。集められた仮面は、どれも魅力的でしたが、どうもみんな魂を置いてきたような顔なのです。白い壁のガラスケースの中では、みんな力を発揮していないのです。いっぱい隣り合って並べられては、なんだか見ているほうが、食べる前からおなかいっぱいだよって気持ちになってしまいます。一つ一つの仮面と、お寺なり、祭りなり、現場で出逢ったほうがいいんだなと、感じました。... まあ、しかし、一見の価値はありますよ...。

さて、上は常設展の中で見つけた「ヤマハゲ」です。秋田県雄和町に現れる神様です。同じ秋田県の男鹿の「ナマハゲ」とは違い、わら製の仮面です。でも、子どもに「怠けているものはおらんかぁ!」とやるのは同じで、資料のビデオを観て、感動しましたよ。なぜでしょうか、子どもが関わる祭り(伝承される民衆の暮らし)には、いつも感動させられる僕です。常設展は、旧石器時代から現代までを、いくつかのブースに分けて展示していましたが、「村におけるワラの神々」が最も印象的でした。次に興味をそそられたのは「エミシ(蝦夷)」のこと、そして一揆のことでした。

父さん母さんにも、ぜひ足を運んでほしいな(ご招待しますよ)という感じの東北歴史博物館でした。