昨日へ    2001年10月19日    明日へ

昨日の空

今日、学習発表会の劇の最終練習を終えました。劇は「歌声がきこえる」。56年生45人で作る作品。厳しい指導をしました。けれども、みんな頑張りました。もうこれ以上は言うことがないよ、という感じ。国語の読み取りみたいに「このことばの後に、本当は何と言いたかったと思う?」と問うたりして、結構深くやりました。ひょっとしたらもっともっとできるかもしれない。けれども、明後日が最終公演。まんず、ピリオドです。

僕は、セリフという言葉を使いません。「セリフなんちゅう、ぺらぺらしたもんじゃなくて、自分のことばにしなさい!」と、「ことば」という表現を好みます。前任校でも、あれこれの場でとかく「自分のことば」にこだわりました。「誰かさんが言っていたものを受け売りするのではなく、自分の責任のもと・自分の誇りのもと、表現して欲しい」という希望があったんです。今も、それは変わりません。今回の演劇指導でも、かなりこだわりました。借り物じゃないことばは、人を動かします。何度も読んだ台本なのに、何度も重ねた練習、僕自身が書き写した台本なのに、みんなの練習を見ながら、涙がでそうになるんです。おっと危ない! ちゃんと明後日までとっておかなくっちゃ! そんな感じ。人の気持ちを動かす力を、君たちは持っているんだね...と公演後に話すつもりです。

全然関係ないけど、方言の話。今日、子どもたちと話していて、不意に、僕がすっかり東北人になっていることに、気付きました。別に、特別なことがあったわけじゃないんですよ。でも、こっちにきなさいというとき、何の違和感もなく
「こっちにこらいん」
と言っていたんです。この響き、ちょっと優しくて、好き。
「食べてみらいん」とか「早く帰らいん」とか「やってみらいん」とか。
「おいで」と「いらっしゃい」の中間みたい。ああそういえば、昨年は4学年担任だったから、方言の研究って、みんなでしたなあ〜。

今日の一枚は、昨日の夕方の空です。雲がきれいでした。僕は、雲を眺めるのが大好きです。海を見たり、川を見たりするのも、好き。海と空は、どこか似ているんだよなっ。

去年の今日