昨日へ    2001年11月07日    明日へ

 ニワトリくんと、5年生。10/25

毎朝、僕は古川市の西端の集落を通って、学校に行っています。東北自動車道を越えて、田んぼの中の道、小川沿いの道を行くんです。小川は、本当に小川で、幅は1mほど。コンクリートの堰堤もなく、小さく可憐な花を咲かせる雑草で覆われています。そんな雑草は、夏にはよく刈られ、草の匂いを漂わせているのですが、すぐにまた素知らぬ顔で葉を伸ばし、風に気持ちよく揺れていたりするんです。小川には一つ、木でできた橋があるのです。なんだかぐにゃぐにゃしているなあと思っていたら、夏に横断禁止になりました。秋の嵐の後、「ぐにゃぐにゃ」は、「ぐんにゃらぐんにゃら」になってしまったんですが、それでも、しっかりと立っていたりするんです。

さて、そんな小川沿いのことです。毎朝、小川の向こう側で、おばぁんつぁん御用達の椅子付き車(杖代わりの乳母車みたいやつ)に座って、道行く車を眺めているおばあさんがいるんです。僕は、何だかとても気になって仕方ないんです。というのは、何日か連続で見かける日もあれば、と〜んと見かけない週もあったりするからです。結構な歳だと思うんです、話したことないけど。で、いつ頃からか、会釈するようになったんです。こちらは、何せでっかくて真っ赤なバイク。おまけに髪の毛をなびかせています。おばぁんつぁんからも、よく見えるはずです。そして、いつ頃からか、会釈してもらえるようになりました。ちょっと嬉しい、いやかなり嬉しい。若くて美人な娘さんに、手を振ってもらうより、嬉しいかもしれない。

僕は、これから何年か、小川の道を通うと思います。毎朝です。おばぁんつぁんを、すっかり見ない日が、いつかは来ると思います。話したこともない人なんだけど、それが怖いなあ。そんなこと思います。...都会なら、なおさらそういうことって、あるかもしれないなあ。

夕方、連れ合いのぴよさんと二人で、かっぱの湯旧館に行きました。楽しみにしていた露天風呂。でも、今日は、地元の人でいっぱいでした。初めは入ったものの、体を洗った後は、もうすっかり満員の露天風呂。僕は、諦めましたよ。すっかり皆さん地元のいつもの顔らしく、だらだらといろいろ話しながら、長湯していました。いゃあ、県内で、ひっさしぶりに、よく分からない方言会話を聞きました。就職した春、家庭訪問に行って、お爺さんお婆さんの言っていることが、さっぱり分からず、ただただ頷いていた頃を、懐かしく思いましたっけ。

写真は、10/25の一枚。チャボ小屋を掃除したときの風景です。

去年の今日