昨日へ    2001年12月17日   明日へ

 雪学習

下は、よくメールをくださるAさんから先日頂いたメールの一部です。僕がここのところ、戦争に関わることを書いていることへのお手紙だったのですが、なんかいい感じだったので、載せていいですか?って聞いたんです。Aさんに快諾してもらったので、今日、載せますね。

立川駅でバスに乗ろうとバス停に行く途中、酔っ払った労務者風のオヤジさんが、道路を自転車でよろよろ走っていて転んだのを見かけました。なかなか起きられない、酔っ払ってるのかも、と思いました。その目の前のバス停に人はいっぱいいたんだけど、誰も手を貸さないんです。バスが来たら危ないなあと思って、私はちょうど道路を渡るところで、ちょっと離れていたんだけど、駆けつけて、もう一人のおじさんと一緒に、自転車を起こして、オヤジさんが立ち上がるのに手を貸してあげられたんです。こういうのって今まで咄嗟に出来ない方で、いつも、誰か助けてあげてくれないかな、と一瞬待ってしまう方だったから、躊躇しなかっただけで私にはちょっと進歩でした。ほんの少しのことなんだけど、変わりつつあるのを感じると、嬉しいんです。

酔っ払った労務者風のオヤジさんの側にいたい自分を、僕は感じました。だから、ありがとうAさんって感じです。嬉しいです。感謝です。

本当は○○すべきだ...と分かっていて、しない自分がいます。そういうときって、いっぱい言い訳を作ります。きちんとしたっぽい言い訳は、人生経験を積むと、簡単にできちゃいます。でも、気持ち、悪いんだなっ。Aさんの気持ちを共感できる自分を、保ちたいと思いましたよ。

今日も、雪。みんなが「雪遊びをしようよ!」と言ったので、「だめ! 雪遊びはしないの! やるならば雪学習じゃ!」と言うわけで、雪の校庭を走り回り、その後雪合戦...じゃないかった...(雪)ボール投げ...をしました。ああ冬だなあ。

去年の今日