昨日へ    2002年06月28日   明日へ

一昨年のねこくん

来週、養護学校との交流学習があるんです。去年までは、3・4学年生が出かけていました。今年からは、5・6年生。今日の5時間目に、交流学習のための、オリエンテーションをしました。

5年生の教室に、6年生も椅子を持って来て、結構な人数。前振り的に、運動会をこの5・6年生で進めるんだよ、縦割りで活動するんだよと、僕は話し始めました。そして、去年の4月の縦割り活動のある場面について、触れました。

縦割り顔合わせのときに、縦割り班のメンバーが、一つの教室に集まるんです。そのときに、何人もの人が僕に聞くんです。
「ここ、誰の席?」
僕は、ちょっとどうしようかと思いながらも、
「そこは、(だれだれ)の席だよ」
と、答えました。案の定、質問した人は、誰の席かを聞いて、席を決めていました。選ぶ席と選ばない席がありました。幸いに、選び方はみんなそれぞれだったのですが、僕は課題だなって、感じました。...そんな話をしました。
「心当たりはないかい」
と、聞きました。そして、5年生は自分の席(机・椅子)に、6年生は後のほうに椅子だけで座っていたところを、縦割り班ごとに集まれるよう、移動することにしました。
「誰とでも、誰の席でも、すっと一緒になれるんだよ」 

いわゆる障害児教育に、僕は僕なりのこだわりがあるんです。「できない・できる」という狭義の「教育」問題以前に、差別を温存したり拡大したいりする営みを、何とかしたいという思いがあります。でも、差別って、あるジャンルに限定されたものではなく、「差別する思い」というオールラウンドなものです。常に意識して闘っていなくちゃ、こちらが負けてしまう、なかなかしぶといものなんです。「一人ひとりを大切にする」という、よく聞くフレーズは、実はうんと大変なこと。諦めるのは簡単かもしれませんが、それはとても恥ずかしいことなので、僕は、あわてず・あきらめずに、何とかしようと思っているところです。

今日は、養護学校に行ったときの感想などを、紙に書いて終わりになっちゃいました。来週、もう一時間、オリエンテーションを持つ予定です。

写真は、一昨年の6/29の一枚です。アパートの回りに、いつもいた猫くん。近づいたら「ん? なんだ、おまえかぁ」って、顔をしていました。餌をよくあげていた一階の方が引っ越したら、何の躊躇もなく、いなくなりましたっけ。今頃、どこでどうしているのやら。