昨日へ    2002年07月28日   明日へ

 R1100GS

いやはや、今日も大変じゃったなぁ。

今日は、フェリーでみやぎに帰る日です。一昨日、仙台行きのフェリーを予約しました。仙台〜苫小牧のフェリー往復とは、なんと久しぶりの展開でしょう。ここ数年は、往路復路のどちらか・または両方とも、は八戸〜室蘭または函館〜大間になるところなのに、何とも軟弱系という印象です。まあ、親孝行ということで、まずは我慢。

「明日の夜に前任校の6年生の夏合宿があるよ。肝試し用の話をしにこない?」
というお誘いメールが届きました。なんだかおじゃま虫になっちゃうよなぁと感じつつ、実際行きたい気持ちなので、行く予定です。せっかくだから、メロンの一つも持っていこう。けれども、今の装備ではメロンを載せられない。何せ、上の写真のように、タンデムシートには、ギターがのっそりと横たわっているのです。仕方ない、栗山のホーマックで、荷造り用のゴムを買ってこよう! そして、メロンの箱をくくりつけていこう。そう考えて、僕はバイクで家を出ました。途中、末広に「快速旅團」というバイク関係を扱う小さなお店があったことを思い出し、富野への峠を降りるのをやめました。懐かしの末広。郵便局で、幾ばくかのお金をおろし、「快速旅團」に行きました。まだ開店前でした。じゃあ少し待とうと思って、僕は丁未に向かいました。別に、用事はなかったんですけどね。

丁未のめろん城で一休み、ふとリアタイヤを見ると、一昨日空気を入れたばかりなのに、どうもふにゃっとしているんです。むむっ、まさかパンクなんてことないだろうなぁ...。通常よくよく点検をすることなど、あまりないんです。時間があるので、よくよく見てみました。小さな傷はいっぱいあります。まだ、減り具合からすればまだまだのリアタイヤなのにね。...と、ふと見ると、タイヤにめり込んだっぽいものが、ありました。砂みたいな様子なんですが、なかなか指で取れない! 嫌な予感がしました。僕は、指につばをたっぷり付け、タイヤのその部分に付けました。ぶくぶくぶくと、かわいい泡を出しました。あっちゃあ〜! パンクです。

今朝、どんなことがあっても落ち着いて対応できるようになりたいもんだ...などと母さんに話していた僕なのに、いやはや常々平常心でいるというのは、難しいもんです。でも、慌てるとますますよくなくなることって多いので、めろん城でお茶を買いました。ごくっと飲んで、ふぅ〜って言って、さぁて。

BMWのバイクには、パンク直しキットが付いています。R1100GSは、スポークホイールですが、チューブレス。だから、タイヤを外さなくても応急処置はできるのです。直さないと直らないので、僕はチャレンジすることにしました。当然、これまでの経験はありません。夕張の家に電話をしました。すぐ帰らないよ。仙台のバイク屋さんに電話をしました。明日、タイヤ交換をしたいです。あらかた準備を整えて、さあチャレンジ。

砂かと思っていたものを、ぐいぐい取ったら、針金でした。3cmくらいの針金。取った途端に、しゅ〜!と空気が漏れる音。僕は、空気がすっかり出るのを、アスファルトの上で脚を伸ばして、待っていました。すると、ハーレーや、ゴールドウィングというでっかいバイク集団のおじさまたちが、来ました。
「どうしたい?」
「パンクしちゃったんです」
「ああ、ダートとかガンガン行ったかい?」
「いえ。ただ路肩とか、走ったからかな?」
「そうねぇ、真ん中もまずいらしいよ」
「でも、夜じゃないし、駐車場だし、晴れてるし、不幸中の幸いですよ」
「ん〜、でも、やっぱり不幸だよねぇ」
まあ、幸せじゃないことは分かっているんです。困ったもんなんです!

穴をヤスリで大きくして、タイヤ用セメダインをいっぱい付けて、ゃっぱりセメダインだらけのゴム製のプラグを差し込んで、乾くのを待つ。そして緊急ボンベから気体を入れて、カッターででっぱりをカットして、おしまい。...ああ、書くと、あっさりだなぁ、でも大変だったなぁ。何より、パンク修理不備という不安が大きかったです。考えてみれば、一昨日、熊の出る山の中に入ったとき、既にパンクをしていたのかもしれません。そう思うと、ででっ!って感じです。

心配なので、おそるおそる走りました。途中、楽器屋さんの元同級生の女の子が店にいるのも見えました。ああ、ちょろっと寄るといいんだよなぁ...でも、タイヤが心配なので、止まりませんでした。末広のガソリンスタンドで、ガスを抜いて、空気を入れました。そして向かえの「快速旅團」に寄りました。

「快速旅團」は、夕張市のサイトで知っていました。でも、初めて訪れたんです。何というか、良心的な印象ばかり残りました。荷物用のテープは、オリジナル製品のプロトを、頂きました。手ぬぐいが幾つもあったので、買いました。プロトの感想をウェブに伝えてくださいとのことだったので、僕も夕張市サイトの「出身者」のところに出てますと言いました。すると
「先生ですか」
と言ってくださいました。うれしかったので、名刺を差し上げました。「快速旅團」さん、どうもありがとうございました。いろんな場面でプロトを使ってみますね。そして、まとまった感想をお届けします。T物じゃないものUを提供しているお店は、嬉しいです。これからも、たくさんの人の心に残る「快速旅團」であってくださいね。

そして、紅葉山に戻り、荷造りして、早めに苫小牧に向かいました。タイヤが心配なので、70km/h以上出さずに行きました。路肩は走らず、おとなしくそろりそろりと行きました。

今、こうやって文書を書いている僕は、フェリーの上です。きっと明日、松山町の家に着いてから更新することになるでしょう。この1週間で、僕はいろんな人に出会いました。感謝です。ああ、僕は、死んでしまうまでに、どれだけの人に出会い、感謝することでしょう。

そうそう、今夜も歌いましたよ。今夜は、絶対にこの歌です。吉田拓郎「落陽」。デッキで、1時間歌い、寒くなったので、入りました。今夜は、ごくろうさまでしたということで、B寝台を驕ることにしました。じゃあそろそろ、このゴミ箱横のコンセントのところから、寝台に戻るとしましょうか。

北海道で出会ったたくさんの方々、どうもありがとうございました。もちろん、父さん母さんもだよ。お休みなさい。