今日は、職員会議のある日。職員室で、みんなで顔を揃え、ああ2学期だなぁって気持ちになりました。
午後から、町内の教職員のビニールバレーボール大会がありました。勝負ごとの好きな僕ですが、気持ちは意欲的なものの、腰痛を引きずっていて、ちょっと辛かったです。靴下を履くのも大変って具合なのです。でも、試合には出ましたよ。まあ、出たくなるしね。
接戦の試合が多く、思いの外終了が遅かったです。帰ろうかと思いましたが、腰が痛いのにバイクには乗っていたいんです。また船形山のほうにバイクで向かいました。昨日は、小栗山でしたが、船形山登山口のほうに行ってみたかったんです。キャンプ場まで12kmという表示のところから、ダートは始まっていました。
僕は、ダートが好きなんです。深い砂利道は、苦手ですが、土の道はいいんです。ずんずんと、標高を上げていきました。昨日と同様、白石の鉢森山の小径を思い出しました。5kmほど進んだところで、キャンプ場まで12kmという表示を見つけました。ん〜、結構いい加減だなあ。頭の上の雲が、だんだん近くなってきました。林の中で、軽トラのそばで一休みしている人たちを見ました。車にも1台すれ違いました。でも、基本的には、独りぼっち山ん中って感じです。道路の脇は崖。崖の下に、清流がうかがえました。バイクを止めようかと思うところもありましたが、またひっくり返しては大変です。しかも夕刻です。僕は、ずんずんと登っていきました。
結局、大滝のところで、バイクを慎重に止め、今日はここまでということにしました。キャンプ場まではあと2kmでしたが、日が陰ってきたので、次回の課題にすることにしたのです。滝を見ながら、釣りをしなくちゃ9月になってしまう!と、去りゆく夏をあらためて思いました。
さて、帰り道。でかいバイクは、下り道を慎重に行かないと、滑ってしまうことがあります。来た道を、のんびり調で戻りました。途中、清流を渡るところがありました。コンクリートが少しだけ打ってあるので、ここならバイクをひっくり返すことはなかろうと、バイクを止めました。サイドスタンドを出し、清流とバイクの写真を撮ろうと、バイクに背中を向けた瞬間に、ごろりと音がしました。振り返ると、バイクは清流の中に寝ていました。僕は、ため息をついたよ。ふぅ〜む。
油断するもんじゃないですね。ギアも入れておかないとダメなんだなぁ。まあ、教訓です。しかしながら、今日のピンチは、かなりのピンチです。山の中、夕刻の立ちゴケ。しかも、清流の中。おまけに、僕は腰痛。靴の中に清流の水がぐちゃぐちゃ入っても、バイクは起きません。エンジンから、湯気が上がっても、バイクが起きるわけじゃありません。おまけに、左前のウインカーが破損してしまいました。置いて歩いていくわけにも行きません。僕は、バレー大会でもらったペットボトル入りのウーロン茶があることを思い出しました。ああ、このままビバークなら、あれを飲めばいい。でも、すぐその後で、ここに清流があることに気付き、少し呆れました。
どのくらいの時間、格闘したでしょう。何だかんだと独り言を言いながら、結局、ハンドルの右端を押しつけて、バイクを起こしました。自分を褒めました。やれやれ。靴の中のぐちゃぐちゃした感覚をどうにかしたかったのですが、またまた倒してしまったら、もう元気が出なさそうです。そそくさとエンジンを掛けて、山を下りました。舗装道路まで行ってから、センタースタンドでバイクを止めて、ウインカーの修理をしました。右前のウインカーは、テーピングしたままです。左前ウインカーもお揃いです。傷だらけになればなるほど、僕のバイクになるようですが、体力を付けなければ付き合っていけない事実を、実感しましたよ。やれやれ、まったく懲りないもんじゃのぉ。