昨日へ    2002年10月07日   明日へ

岩屋の漁師さん

今日は、昼から年休を取りました。仙台に四輪車で向かいました。戸田さんの裁判・証人尋問があったんです。仙台地裁には、開廷前に着きました。404法廷。傍聴人は、25人くらい。そのうち5人ほどは、被告側の人のようでした。

尋問は、証人として戸田さんの元同僚のS先生、そして本人の戸田さん。1時半から3時半過ぎまでの尋問でした。総じて、原告側の印象がよい感じでした。むしろ、被告側の印象が悪いと言ったほうがいいかもしれません。傍聴席から、失笑を買う場面が、かなりありました。というのも、被告側代理人の論点(争点?)として、
・戸田さんが、年休をたくさん取っていた
・松島野外センターでも、十分子どもたちとの交流はできる
というようなことを言うのですから。僕としても、ほとほと呆れました。年休は権利であることは言うまでもありませんが、届け出るのは本人で、それを管理職は認めているんです。被告側としては、どんな問題を訴えたかったのでしょうか。野外センターにどのくらいの児童生徒の利用者があっても、それをもって学校での「指導力不足」をどのように補うプログラムとなり得るというのでしよう。ますます、戸田さんへの個人攻撃としての強制配置転換の事実が明らかにされるのではないでしょうか。

公判の後、県教委に行きました。この件に関わる申し入れをし、既に集まっている1600筆余りの署名を提出しました。当局の担当者は、「上司に伝えておきます」程度の対応かと思っていたら、かなり緊張し、固い対応でした。驚きました。申し入れに参加した皆さんから、いろいろと厳しい発言があり、担当者はますます辛い様子でした。

記者クラブに行って、会見。どのくらいマスコミが取り上げてくれるだろうかと、不安に思いつつも、進めました。全国的な関心事でもあります。この日記を読んでくださっているあなたも、ぜひ注目そしてご支援お願いしますね。

つじあやのの曲を聴きながら、暗い夜道を帰りました。静かに聴きながら、帰りました。

写真は、先月の下北・東通村岩屋の漁師さんです。向こうに見えるのは、北海道。