本当は、今日は年休を取って、千葉に行きたかったのですが、学習発表会の劇の練習で、やっぱり僕が欠けるわけには行かず、千葉には行かないことにしました。(千葉で、中村さんの公判があったんです。)ちょっと残念。そして、ごめんなさい。
持久走大会が、11月にあるのですが、全然練習をしていません。56年生は3kmです。今日、みんなでコースの下見散歩に行きました。田んぼの中の道を歩いていくと、あちらこちらに空き缶などが捨てられています。知らんぷりしないで、ちゃんと拾う子がいました。僕も一緒に、ぐちゃぐちゃしていて、いろんな匂いがする缶や瓶を持って歩きました。田んぼの道を曲がったところに自宅がある子が、
「ビニール袋を持ってくるよ」
と、走っていって、門の前でにこにこと袋をかざしていました。ありがとうね。全員が全員拾うわけじゃないです。僕も、拾いなさいとは言わないです。でも、前任校のときもそうだったな...何も言われなくても仕事をする子って、いるんです。きっと
「拾え」
と、命じられたら、今回やらなかった子もやるかもしれない。でも、やる子がやらなくなるかもしれない。主体的な行為は、命じられないからこそ、主体的なんですよね。汚い缶などを、さらりと拾い続けていたHちゃんたちを、僕は尊敬します。大人になったら、拾わないための理由付けを、頭の中でいっぱい作るのがうまくなっちゃって、自分にも嘘つきになっちゃいがちです。
「ちゃんと大人の言うことを聞きなさい」
と、大人が言っているのを聞くことがありますが、
「ちゃんと子どもの言うことを聞く」ことも、必要なときがあると、感じましたよ。写真は、劇の練習風景。最後の場面です。