今日は、学校帰りに古川の教育会館で、戸田さん裁判のニュース3号の印刷・発送作業をしました。何とも仕事ばかりの日々になってしまっているなぁと、ため息をつきつつ、誰かがやらねば!と、自分を励ましています。
ところで、先日発送した「別姓通信」に、次のような文章を載せました。
拉致国家への怒り
皆さんも知っていると思う。拉致事件のことを。年端も行かぬ少女が拉致されたことを。拉致された少女は、たくさんの数にのぼる。
実は、少女たちは、たくさんの男たちに性行為をさせられた。昼となく、夜となく、たくさんの男たちに犯され、傷つけられたのだ。しかも、危険な場所で。男たちは、危険が迫ると、逃げた。少女たちを捨てて逃げた。少女たちを殺した。私は、そんな拉致国家を、許すことができない。
生き延びた少女たちは、男たちに犯されたことを、話そうとはしなかった。話したくもない! 話すことなどできるものか! それをよいことに、拉致国家は、知らぬふりを続けた。拉致国家は、そんな事実はないと、いい続けている。信用のできない国家だ。拉致されてから、長い年月がたった。ある少女が、もう高齢者になっていたが、拉致の事実を性行為を強要された事実を、勇気を持って告白した。告発した。なのに、そんな事実はないと、知らぬままの拉致国家。私は、恥ずかしい。軍隊に連れ回され犯され続けた少女たち(従軍慰安婦)を黙殺する拉致国家が、今、自分のことを棚にあげている。とても、恥ずかしい。
拉致という行為は、おかしい。犯罪は、裁かれるべきだ。それは、全ての拉致について言える。拉致国家日本は、Tかつての首相が謝罪したからそれでおしまいUとは、できない。きちんと、恥ずかしくない態度をとるべきだ。家族をばらばらにしておいて、相手を責めることはできないのだ。T交渉カードに使われるU? 既に自分たちが、そうしているではないか。T空白の24年間を取り戻すU? 冗談ではない。24年間を24年間として、人は暮らしているのだ。T北朝鮮に操られているU? そういう言い方で、戦争は正当化されていくのだ。
私は、この恥ずかしい拉致国家日本で生まれ育った。私は、恥ずかしい生き方をしたくない。だから、今の怪しい空気に抗する。自分の思いを、自由に話すということ。みんなと違う意見を持つということ。そんな、ごく普通なことを、頑張って守らなくてはいけない今を、残念に感じつつ、絶対に諦めないぞと、思っている。今、この列島では、一つの方向からだけしか報道がなされていないように、僕には感じられて、こんなふうに書いたんです。ちょいと、当たり障りはあると思っていましたが、読者の方から、危険なのでは...と、わざわざお葉書をいただきました。なるほどと感じながら、時代の変遷に、大きな危惧を抱いています。