今日は、学校帰りに駅前シンガーをしようかと思い、ギター(かもめくん)を車に乗せて、学校を出ました。でも、寒すぎて、やめにしました。四輪車の中で、ヤイコと一緒に歌い、いいことにしました。
昔、僕の家では、皿洗い当番がありました。妹二人と僕とで、週二日ずつ。僕は、火曜と金曜でした。皿洗い当番の人に、テレビ番組のチャンネル権がありました。一応一日1時間と決まっていました。皿を洗いながら、僕はよく歌っていました。無口な僕は、本当は冗舌な自分を夢見ていて、歌っているのを聴かれるが、恥ずかしいような気もしつつ、新しい自分を芽生えさせたい気持ちも持っていました。
「流行歌」に関心を持っていると、父さん母さんに、悟られたくなくて、僕はこっそりとラジオを聴きました。「えみこのながーいつきあい」(違ったかなぁ)って、ラジオ番組を楽しみにしていました。「何となく出会って、何となく別れた、けれどまた出会った...」って主題歌。提供は、ヤマノ楽器でした。ああ、「欽ちゃんのど〜んと行ってみよう」っていう番組もありましたねぇ。葉書を出したこともありました。そうそう、「ベストテン北海道」もよく聴きました。蒸気機関車の音に続けて「ベストテーン 北海道!」と、CMの前に入りました。ああ、いろいろ思い出してきました。確かDJは、ミスターデーブマンだったと思います。あれっ、違ったっけかなぁ。
あの頃好きだったのは、太田裕美「木綿のハンカチーフ」。バスボンのCMでかかっていた「ちっちゃい目の女の子は、いい妻になれるって、わたしってなれそう、ねっバスボン」も、思い出しましたよ。あれは、松本...何ちゃんだったっけなぁ。
あれから随分、時間が過ぎました。でも、思春期って、残っています。大切です。写真は、夏の夕張神社の階段です。