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2000年秋

「教養とは一人で時間をつぶせる技術」とは、中島らもさんが、いろんな本で書いている話です。なるほどなぁと、思います。皆さんは、教養がありますか。
コンピュータゲームもなく、携帯電話も、インターネットも、テレビも、本も、いっさいの文字も、紙も、人もいない。そんなイメージをしてみてください。心細くなるとしたら、それは「教養」がないからかもしれません。ん〜、ちょっとどきっとしますなぁ。
私たちは「豊かさ」を、操作しているだけで、自分の体の中には「豊かさ」が残っていない。これは、僕の考えです。何でもできるように思っていながら、それは操作しているだけのこと。自分自身は、実は進んでいないということ。まさに「身に付ける」ことが大切だと思うこの頃です。
そういえば、文字を持たないアイヌの先輩方は、語り継ぐ文化を持っていました。体の中に、物語が流れていたんです。僕の中には? 森の中で、一人でゆったりと、寂しく空しくない時間を、あなたは、どれくらい過ごせますか。

写真は、前いた学校の裏山での一枚。2000年の秋です。