昨日へ     2003年01月04日   明日へ

バイクに乗りたくて、ふらりと出ました。暖かだったんです。太陽の当たらないところには、雪が氷になって残っていますが、ほんわりした空気が「だいじようぶだよ」と声を掛けてくれます。僕は、何となく鹿島台に向かい、石巻に向かう道を左折しました。鳴瀬川にかかる橋を渡らず、河原に降りました。白鳥がいっぱいいるんです。たくさん人もいて、白鳥たちは人目当てではなく、餌目当てで集まっていました。土手では、凧をあげる人がいました。僕はしばらく、そこにいました。立ち去りたくない雰囲気があったんです。そんなときの一枚が、上の写真です。

日が傾く前にどこかへ移動しようと思いました。奥松島に行こうと思い、鳴瀬川沿いを走りました。太陽がまぶしかったなぁ。橋を渡ったら、道が凍結していたので、元来た道を戻りました。あっけなく素直な自分に、ちょっと驚きました。のんびりしたここのところゆえかもしれません。

涌谷に向かう道を折れて、鳴瀬川沿いに松山町に戻りました。いつも松山町駅から見ている田んぼの中を、雲を眺めながら走りました。冬は、本当に本当に、太陽に感謝です。

夕方に、四輪車で川渡温泉藤島旅館。子どもたちの声を聞きながら、ゆっくりと浸かりました。