昨日へ     2003年01月13日   明日へ

昼前に、江別のマンションを出ました。妹の車で新さっぽろ駅に送ってもらいながら、いつもお世話になっているから、いつかウニを送るねと話しました。ウニは、北海道でも採れます。でも、女川の片倉さんの石焼きウニは、何とも懐かしい味。お勧めなのです。(楽天市場で買えます。)

新さっぽろのホームに立ち、本州とは違うぴりりとした、清々しさの漂う空気を吸い込みました。鼻毛が、ちりちりと寒さにしびれていました。

千歳空港駅行きのエアポートは、満員。僕は、通路に立ち、真っ白な景色を眺めながら、お客さんの会話を聴いていました。
「...それでね、幼稚園の参観日に、大きくなったら何になりたいかって、発表したのね」
女性四人の乗客です。
「ある子が、コウムインになりたいって言ってたのよ」
「小さいころから、すりこまれるのよね」
「別な子がね、たたみやさんになりたいですって言うのよ」
「あら、渋いわね」
「そっ、私も渋いって思ったのよ、今どき畳屋さんとはねえ」
「なかなかいいんじゃない」
「ところが、後で聞いたら、服をたたむのが得意な子なんだって」
「あら! だから、たたみ屋さんなのね」
僕も、ちょっと笑いました。

千歳空港は、たくさんの人! 僕は早々に、職場と教室そして介護先への「わかさいも」を買い、荷物を預け、アイスを食べました。飛行機を降りたら、運転手になるので、ビールはなし。連れ合いぴよさんへのおみやげは、おじゃる丸で言うところの「ちっちゃいものクラブ」的な、小さなガラスの動物たち。いっぱいあったのですが、ちよっとだけ。今後、北海道みやげは、これになりそうです。

飛行機には、いつもぎりぎりに乗る僕です。あの狭さがどうしてもだめなのです。今回も、出発時刻ぎりぎり、最後のお客で乗り込みました。さあ、北海道よさらばじゃ!と思ったのですが、なかなか動きません。携帯電話を荷物に入れて、しかも電源切っていなかったお客がいたそうです。それを解決するまで離陸できず、出発が数十分遅れました。困ったものです。

仙台の空気は、内地の空気でした。雪はすっかりなくなっていました。名取の介護先に、わかさいもを置き、柳生の松川でラーメンを食べて、松山町へ。連れ合いぴよさんのお父さんと、妹さんが来ていて、あれこれ話をして、夜が更けていきました。

写真は、昨日の夕張・本町です。