朝の新幹線で東京に向かいました。東京駅で降りて、お茶の水に行きました。ギター屋さんを回りました。中古でいいんです。なかなか選択肢が多くて嬉しいのですが、買うまでには至りません。太鼓もほしいんです。お店でたたきました。いい音です。でも、やっぱり買いません。...と、ある楽器屋さんの階段のウィンドーに目を止めました。リコーダーに並んで、「バンブーサックス」というものが立っていたんです。店員さんに言って、出してもらいました。音を出してもらえませんか、と言ったところ、すぐに出してくれました。細くて小さな竹なのに、ちゃんとサックスの音でした。しかも、ちゃんと大きな音! 即決です。買いました。予備校時代に北大演研の公演前に、ベースとサックスの掛け合いを聴いてからというもの、僕はず〜っと、サックスに憧れていましたが、まあ一応、僕は本日より、サックスマンです、まだ吹けないけど。代々木公園に行きました。動労千葉の春闘集会があったんです。僕は、会場の片隅で、一人地べたに座っていました。春闘という言葉が、たくさんの言い訳と、「しょうがない」というため息で、消され掛けている中、きちんと闘っている組合は、元気でした。かっこよかったな。大きな大きなデモの中、僕は一人、いつもの画用紙を持ち、いつものクマ鈴を鳴らして歩きました。
渋谷で、デモを終えました。その後、模索舎に行ってみようと思っていたのですが、教育基本法の改悪に反対する集まりで、デモをすると聞きました。連続ですが、参加することにしました。ちょっぴりの時間、渋谷のお店で、スニーカーを買いました。これまで十年以上履いていたスニーカーは、底も剥がれ、ぽろぽろです。メッシュのスニーカーを買い、十年選手の愛用品を処分してもらうことにしました。さようなら。
渋谷からデモで、千駄ケ谷へ。たくさんの人が注目していました。それにしても、東京は建物と人ばかり。森は、ないんだなぁ。
千駄ケ谷の区民会館で、教育基本法改悪反対集会。全国の元気な教員の話を聴きました。迷ったり、悩んだりしながら、それぞれ闘っていることを聴いたのが、よかったです。かっこいい人も、やっぱり人間なんですよね。人は、弱い者。弱さを知っているから、勇気が出せたり、優しくなれたりするのかもしれない...。そんなことを感じました。
集会を終えて、戸田先生を学校現場に戻す会の会員になっている方に、戸田さんが学校現場に戻ったことをお話して、会場を出ました。もう九時を回っていました。原宿から電車で、馬喰町へ。ビジネスホテルに荷物を置いて、どこかでご飯を食べようと、歩きました。何だか何にもなくて、どうしよう...と思ったら、沖縄料理屋さん。もう十時でしたが、まだ十一時まではやっているとのこと。ソーキそばとミミガーを食べました。オリオンビールの中ジョッキを二つ飲みました。ソーキそばとミミガーは、古川の沖縄そば屋さんが、一番だなぁと思いました。
お店を出て、ホテルに戻って、お風呂に入って、時計は明日になっていました。たくさん歩いた一日でした。
写真は、原宿駅に行く途中で撮った桜です。