昨日へ     2003年05月19日   明日へ

今日は、午後から仙台でした。加美町のチャレンジデー宣伝のために、地方局の夕方のテレビ番組「OH!バンデス」に、6年生4名が出演することになり、僕は引率で一緒に行くことになっていたのです。町の体育館に子どもたちと行き、隣の小学校の3年生4名+1年生1名、そして保護者の方2名と合流し、町のバスで南下しました。

バスに乗る前から、3年生の女の子たちとは、打ち解けました。一昨年、花山合宿のとき、別の小学校の5年生と仲良しになったときのことを思い出しました。彼ら彼女らは、何かの行事で一緒になるたびに、元担任のように僕に声を掛けてくれて、本当にいつも感謝です。

さて、仙台駅のペデストリアンデッキに着きました。たくさんの人がいる中、練習をしようということで、2本のロープを跳ぶ縄跳び・ダブルダッチを始めました。思いの外、注目!でした。3年生の跳び方と6年生の跳び方が違うので、ところどころうまく行かず、僕はもう一組ロープを買おうと思い、パラマウントスポーツに行きましたが、ダブルダッチ用のロープは、残念ながらありませんでした。

そうこうしているうちに、リハーサル。いまいち元気がなく、学校教員系の盛り上げ方で、雰囲気を作りました。そして、本番。せっかく跳んだのに放映されない部分があったりはしたものの、まあいい思いで作りでしたね。帰りのバスでも、みんなで和気あいあい。途中、夕食をとり、中新田には、8時過ぎに着きました。いやはや、緊張と満足を経験し、人は大きくなるものよのぉ〜と、思いましたよ。

四輪車で、種ともこを聴きながら、松山町まで帰り、明日の校内授業研の指導案を書き直し、ため息をついて、寝ました。ああ、何とも休まらない日々です。

写真は、仙台駅前でダブルダッチの練習をしている6年生。たくさんの人が立ち止まって見ていました。「うまいね!」「すごいじゃん!」と囁く声がよく聞こえました。うまさあるけれど、駅前で縄跳びをしているという非日常は、僕的にとても爽快でした。歌歌いを見つけるたびに、何かいい感じがするのは、きっと管理され切っていない個人をそこに見るからでしょう。

人は、弱い。けれども、人は、力を持っている。そんなことを、信じたくなる都会の夕方でした。