昨日へ     2003年06月23日   明日へ

去年の6年生は、ものの値段に、うんと関心を持っていました。ゲームカセットが、中古屋さんで、なぜ安くなるか等です。CDも、中古になって、100円のものもあれば、500円より下がらないものもある。それは、どうしてか...等です。新聞広告などを分析して、研究を深める人もいたり、ナスダックにこだわる人もいたり...とても興味深かったです。

さて、ものの値段についてです。僕たちは、ものの価値を貨幣でやりとりしていますが、そもそもの価値を、どのへんに置いているんだろうと、思うことがあります。たとえば、スーパーで、魚を買うとき、どのような魚が、どのくらいの貨幣と交換する価値があるかということ。ひょっとしたら、その場にある魚の中で、比較的「安い」ものを選んでいるだけかもしれません。

もしも、魚がただ並んでいて、値段は付いていなかったら、僕たちはどうするでしょう。今日の食卓に合いそうな、魚を指さして「これちょうだい」と言います。すると、魚屋さんはこう言います。「いくら?」 僕たちは、値段を付けることができるでしょうか。僕の中に基準はあるでしょうか。きっと、どこかに値札を探すと思います。どこかに基準を求め、それとの比較で、値段を付ける。自分の中での基準は、持っていない...。

ある程度は、仕方のないことですが、基準を何者かに委ねてしまっている不安が、僕の中には少しだけあります。自立した目を持ちたいと思います。

政府は、そして与党のみならず野党まで、戦争法をより一層進めようとしています。戦争法の根拠・基準は、太平洋の向こうの何者かが決めていて、何だか僕が暮らすこの国は、独立していないようです。だから、僕は、少しだけ独立国になりたいと思いますよ。ああ、どんとの歌が聴きたくなったなぁ。

写真は、日曜日に奥松島に自転車で行く途中に撮った、鹿島台の牛くんです。

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