昨日へ     2003年10月08日   明日へ

中野洋さんの講演会の日です。中野さんは、動労千葉の元委員長。僕としては、かっこいい労働組合闘士を絵に描いたような人です。僕が、学生だった頃、国鉄の分割民営化が進められ、中野さんたち動労千葉そして国労の闘う先輩方が、えらくかっこよかったんだなぁ。何が、かっこいいというと、おかしいことをおかしい!と言い、行動すること。暴力に全然屈せず、仲間を守り、嘘を付かないで、闘いを続ける姿なんだなっ。

だから、今日も学校を出て、バイクで仙台まで、急いで駆けつけたんです。会場は、中野さんの話を聴きに来た人でいっぱいでした。去年も、中野さんの話を聴く機会があったのですが、ちょっとパワーが感じられず、あれっ?と思ったのですが、今年の中野さんは「あの中野さん」でした。いゃあ、元気出るねっ!

労働組合の幹部たちが、労働運動をしていない今、きちんと現場が闘い続けることの大切さ、うんと実感しました。不特定多数の中で、何らかのアクションをするよりも、身近な中で行動することのほうが、実はハードルが高かったりします。でも、そこが大事なんだな。外では、進歩的な話をしていても、家では旧態依然としている人を信用できない僕は、やっぱり足元が・現場が、僕の生きる場所なんだよと、感じさせられたのでした。

写真は、松山町の田んぼです。朝、起きたら、稲刈りが終わっていて、驚きだったんです。

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