昨日へ     2003年12月22日   明日へ

終業式の朝です。昨晩が遅かったので、もう少し眠たいという気持ちで布団から起き上がりました。でも、今日は2学期が終わる日です。区切りの日です。

1時間目に、これまで返していなかったテストの回答をまとめて返しました。これは、不本意な返し方です。本当は、テストした後にすぐに返すべきなんです。ところが、貯まった仕事の前では、後へ後へと延ばしてしまい、今日になっちゃいました。みんなに謝りました。今日、答え合わせの時間も十分にはとれないので、僕があらかじめみんなのテスト用紙にあれこれと書き込みしました。正直言って、大変でした。こんな大変な思いをするなら、早めに返したらいいのに、それができない2学期でした。今日、どきっとしたのは、そんな貯めテスト返しの時間に、校長先生がふらりと教室に来たことです。ああ、隠したかった場面だったなぁという感じでした。

2時間目に、大掃除。そして、カーペット掃除に備えて、机などの大移動をしました。いざとなると、うんと働くみんなです。逆に言うなら、いつもはそんなに頑張らないみんななんですけどね。

3時間目に、終業式。6年生のみんなにとっては、最後の終業式。代表で、2学期の振り返りを発表したのは、Sちゃん。縦割り活動のこと、不安だったことと嬉しかったことを発表しました。短い発表でしたが、素直なSちゃんらしくていい感じでした。

4時間目。通信簿を渡しました。いつものことですが、私もドキドキするんです。6年生の少なくない少年少女が「下の文章のところが楽しみなんだよ」と言ってくれていて、僕は嬉しいような、プレッシャーなような...。上の写真は、みんなに渡したときに撮ったものです。

予定通り、「さようなら」は早くにしました。放課後の教室が好きなみんなです。だから、なるべく時間を取ってあげたかったんです。いろいろじゃれあったりして、過ごしてほしかったんです。いやはや、予想以上に、みんな(いつもの少女たちよ!)めちゃくちゃ長く残っていて、まあ僕は楽しくはあったんだけど、何というか卒業モードだったなぁ。みんながやっと帰って、がらんとした教室に立ち、取り残されたような気持ち・寂しさが溢れて来ました。

かつては、学級通信が日刊だった僕ですが、実のところこの2学期は全然出しませんでした。最初で最後の2学期の学級通信は次のような内容でした。

みんなが活躍した2学期でした。
あっという間の2学期でした。始業式の頃は、「今年は夏がなかったねぇ」と言いながらも、プールに入っていました。少年たちは、シンクロに凝っていたり、カヌーで遊んだりしました。運動会の練習では、みんな活躍しました。みんながいたから、運動会は成功したんです。うんと感謝しています。学習発表会の劇も、みんなが5年生をリードしました。台本にないことを、どんどんやっていっちゃう豊かなアイディアと、実行力に、感動させられました。そうこうしているうちに、卒業アルバムの準備をして、冬はすぐにやって来ました。卒業までのカウントダウンを始めた頃、気付くとうんといい雰囲気になっていました。今までも、はきはきしていたんです。でもこの頃は、それに和みが加わった感じです。25人、みんな成長しました。背も伸びたし、気持ちにも大らかさと厳しさが、あんばいよく育まれています。

冬休みの宿題があります。
ここのところずっと算数の復習に力を入れています。学級懇談会でもお話した通り、冬休み明け・始業式の翌日、国語と算数の実力テストをします。算数は、教科書の後ろに載っている全学年総まとめ問題から出題することにしていて、既に一度みんなでやっています。分からないところを、熱心に聞きに来る人が、うんと多くて、私はとても驚いています。そして、嬉しいです。実力テストに出る問題は、あらためて印刷して宿題として渡しています。分からないところは、そのままにせず、自信を持って、実力テストに臨んでほしいと思っています。また、漢字の宿題も出ています。みんなで作ったものです。みんなの個性が出ていて、ちょっといい感じなんですよ。

自分から学習する習慣が大事ですね。
卒業カウントダウンを始めてから、私はみんなに自分から学習するトレーニングを勧めています。宿題の回答欄に答えを埋めて、それでほっとするのではなくて、自分で課題を見つけて、自分で学習するトレーニングです。2学期の算数の授業は、なるべく30分くらいで終わらせるよう心がけました。残りの15分は、自習。自由時間ではなくて、必ず算数をしなければならない時間。予習をする人もいれば、まとめ問題をする人もいました。ただ「勉強しなさい」と言っていても、何をすればいいか、どうやればいいか分からない場合は、やはり場を作ってあげるものだなと、私は振り返っています。また、復習週間に入ってからは、グループで教え合いの時間を取りました。みんなは、思いの外いい感じで、学習を進めていました。一人で学習するのが苦手な場合、時間や範囲を決めて、友だちと一緒に勉強を進めるのも、効果的ですね。分かりたいという気持ちは、みんなにあります。困っているようでしたら、「どれどれ」と声を掛けてあげてください。おうちの方が即答できなくても、大丈夫です。担任も「ん〜、どうやってやるのかなぁ。一緒に考えてみよう」って感じですから。

名前を覚えるということ。
卒業までに、全校児童105名の名前を覚えることになっています。自分たち6年生25名と、関わりの深い1年生6名と、先生方15名は、漢字で名前を書けるようになること、となっています。名前を覚えることは、その人を知ることの基本です。これまで、各学年ごとに名前書きテストなどをしてきました。得意な人も苦手な人もいますが、みんな努力をしましたよ。あるときみんなに言いました「他の学年で、6年生の名前を書いてと言ったら、書かれると思う? 忘れられているってことはない?」。みんな「えっ!」という顔をしていました。どの学年の人にも覚えられるためには、関わりがなくてはなりません。卒業まで、他学年と一緒に過ごす時間をもう少し取っていく予定です。そして、みんなに慕われ、感謝されながら、卒業式を迎えられればと思っています。

スキンシップが大事なんです。
名前のことは、学校内だけでは終わりません。「家族みんなの名前を、漢字でちゃんと書ける?」と聞いたら、みんなざわざわしていました。「家族の好きなものとか、知ってる?」と聞いたら、「ん〜」と宙を見上げる人がいました。「誕生日は知っているけど、年は知らない」という声もありました。「だって、本当のこと教えてくれないんだ」という話もありましたが、私としては、家族への関心も持ってほしいと思っています。中学生になり、高校生になり、みんなはすぐに青年です。頼もしいようでいながら、実のところ、いろんな不安や悩みを抱える年頃でもあります。話を聞いてくれる人が、いっぱいいると、不安は何とかなります。話を聞いてくれる人、今までの自分をよく知ってくれている人として、家族の方は欠かせません。大人から話しかける用事もないかもしれませんが、この冬はぜひあれこれとふれあう時間を持っていただきたいと思います。「どれ、父さんの名前、ちゃんと漢字で書けるか?」なんて、言ってやってください。「好きな飲み物クイズ! 好きなのは A ヱビスビール B サッポロ黒ラベル C アサヒスーパードライ さあ、どれだ? はずれた場合は、腹筋20回!」なんて、出しちゃってください。そういえば、みんな春の頃よりも、よくくっついています。じゃれあう闘いごっこだったり、抱きついたり...。みんな、体はでかくなっていますが、かえって心細かったり、甘えたかったりする年頃です。抱きしめてあげたり、腕相撲してあげたり、してみてくださいね。

50日しかない3学期。
最後になりますが、お詫びです。この2学期、学級通信をすっかり出しませんでした。申し訳ありませんでした。運動会の準備や劇の台本作り、卒業アルバム作業に、時間を費やしました。でも、無理して作ることもできたのではないかと反省しています。ただ、一学期よりもみんなと一緒に語らいながら給食を食べたり、放課後に一緒に勉強できたり、私としてはとても有意義でした。3学期は、ほんの50日ほどしかありません。全てに渡って悔いのない3学期にしていきます。どうぞ、よろしくお願いします。
では、よい年をお迎えください。

昼過ぎ、僕は四輪車で学校から家に帰りました。途中24日のプレゼント材料を買い、ラーメンを食べ、家に着いてから、急いでプレゼントを作りました。そしてiBookを背負って自転車に乗り、松山町駅に行き、電車に飛び乗りました。今日は、鳴子で職場の忘年会があるのです。明日、早くに東京に行く用事があるので、鳴子から松山町に戻り、それから東北本線で仙台に行き、そして新幹線に乗るよりも、鳴子から古川へ陸羽東線で行き、古川から新幹線に乗ろうと思ったのです。というわけで、松山町から、ことこととローカル線の旅。僕は、本を読みながら、揺られて行きました。

普通に揺られるだけならよかったのですが、揺られ過ぎました。強風です。鳴子はいつも風が強いんです。途中、止まり止まり進んだのですが、結局川渡温泉駅で、長らく停車。強風のためです。30分くらい停まってから、列車のアナウンスが告げました。「強風が止まないので、皆さんに降りていただきます。現在、タクシーを呼んでいます」...ふう〜。僕は、乗客の皆さんと降り、狭くてストーブもない待合室に行きました。タクシーは、来るには来るのですが、30名近くいる乗客を、一台でこなすのは、大変。そのうちやっと何台か増え、僕も高校生と一緒にタクシーに乗りました。鳴子温泉駅まで行って、切符を渡して、急いで今日の宿・吟の庄に向かいました。やっぱり、すごい風です。

宴会前に、ひとっ風呂浴びました。勝手知ったる吟の庄。ぱっぱと風呂を浴びて、忘年会の宴会です。今年は、ゲームで盛り上がりました。去年とは、ちょっと違った雰囲気だったかな?

部屋で二次会。僕は、明朝が早いから早く寝るといいながら、結局明日まで起きていました。まあ、有意義だったかな。こんな感じで僕の終業式 の日は、眠りの中に溶けていきました。ああ、冬至だったんだよなぁ。

昨日へ        明日へ