今日は、夕方から小森陽一さんの講演会がありました。古川での講演会です。教職員組合などの主催。僕は、最前列に座りました。タイトルは《なぜ私は教育基本法「改正」に反対するのか?〜「愛国心教育」「たくましい日本人」「心のノート」のねらいを斬る〜》です。
講演を聞いての感想は「はっきりしていて気持ちいい!」って感じ。僕が言いたいこと(または言ってきたこと)を、みんなの前で言ってくれてありがとうございますって感じ。このままでは、大変なことになるよ。だから、今私たちがさぼらないで活動していかなくちゃいけないよ!ということを、語りかけていた小森さんでした。
内容で、心に残ったことは、
・戦争をする国には「個人の尊厳」を保障する憲法がないということ。
・今の政府のやり方には、古参の保守・自民党議員も異を唱え、活発な動きをしていること。3月4日には、新聞労連の集会で小森さん&石坂啓さんが話すところ、自民党議員も駆けつけるとのこと。
・改憲のための国民投票の分母をどうするか、改憲したい人たちは、有効投票を分母にしようとしているとのこと。今回の小森さんの講演会に駆けつけた人たちは、きっと自分から呼びかけたり動いたりしなければ、大変なことになってしまうと感じたはず。共に、軽やかに呼びかけていきましょうね。
ちなみに、質問をする人が見当たらなかったので、質問をしました。宮城県でも個人評価カードなどの導入が画策されているということ。全国の闘いから、何か知恵となるものがあれば教えてほしいという質問です。小森さんは、東京都の例を話した後で、きちんと討論をすることとお話しされていましたが、僕としてはもう少し突っ込んでほしかったな。しかしながら、教職員組合の中での討論は、まだまだですなぁ、確かに。
写真は、来週の6年生を送る会でやる予定の芸の練習風景です。言うまでもなく、この牛乳パックを傘の上で回すんです。さあ、うまく行くのかな?!