早朝、地震がありました。目を覚ましました。見ると、僕は花山のベッドにいました。ああ、そうだ、花山に来ていたんだ。布団の中で、頭を振ると、アルコールが残っている感覚がありました。やばいなあ、今日も忙しいんだけどなぁ。
起床して、みんなも起きて、み〜んなに言われました「いびき、うるさ過ぎ!」 ごめんなさい。ごめんなさい。悪気はなかったんだけど...。飲み過ぎたからなのかなぁ。自分で聞いたことがないので、とにかく謝るだけの僕でした。
毛布など片付け。部屋の掃除。てきぱきと動く少年たちは、いい人たちです。その後、朝食。そして、チェックアウト。荷物を車に移動させて、雪合戦の会場にみんなで行きました。
前回の雪合戦会場よりも狭いなぁと言いながら、気合いの入らぬ少年たちと戯れていました。雪玉作りを手伝いました。ふと見ると、少年たちのお母さん方が来ました。お母さん方だけでなく、6年生の女の子も3人来てくれたものですから、気合いの入らなかった少年たち、ぱっと顔が明るくなり、僕ははははっと笑ってしまいましたよ。お父さん方は「誰の彼女だ」だの「おまえは誰が好きなんだ」と冷やかしていて、なかなかいい感じだったなぁ。(応援に来てくれた3人。どうもありがとうね。甘いキンカン、おいしかったよ。)
1試合目。かなりの強敵。事実上の決勝戦。当てられたけれど、勝ちました。やんややんやとあれこれアドバイスをして、コーチから「本当は、細かいことまで外から言っていると、イエローカードなんですよ」と言われて、ドッキリ。なるほど、そういうルールなんですか。しかし、まずは勝てて、よかったよかった。
僕は、1試合目を見届けて、皆さんに挨拶して、花山を後にしました。昼までに仙台に行かなければならないんです。
予定よりも遅れて、松山町に着き、メールチェックをして、電車に乗りました。iBookを持っていたものの、仕事はせずに、うつらうつらしているうちに、仙台に着きました。今日は、全金本山労組などが呼びかける東北春闘集会。僕は、教育労働者として発言することになっていたのです。
会場の婦人会館には、遅刻して着きました。参加者が、会場びっしり埋まり、僕は窓際にパイプ椅子を持っていって、座りました。今日の集会のメインは、航空労組連絡会副議長・村中哲也さんの講演。皆さん、知っていましたか? イラクへの自衛隊派兵に、民間機を使用させなかったのは、労働者の闘いがあったから。航空労働者は、今かなり頑張っているんです。「学生さんには悪いんですが、闘いの先頭にいるのは、やっぱり労働組合です」と、誇りに満ちた、そしてユーモアを混ぜて話していた村中さんは、かっこよかったなぁ。講演最後のちょっとシャイな感じのガッツポーズも、よっ!と声を掛けたくなる感じだったなぁ。
僕の持ち時間は、5分間。教員管理の現状を話しました。宮城県は「不適格」教員排除だけでなく、「優秀」教員表彰まで始めたこと。学校は、工場ではないということ。6年生の担任をしていて、イラク派兵の中、日本国憲法を教える辛さ・そして意義。そんな話をしました。きちんと顔を上げて話しましたが、内容はいまいちだったなぁ。少し、反省です。でも、集会が終わり、各労働組合の支援物販に並んでいたら、福島の学校の方から「宮城はひどいねぇ」と声を掛けられ、少し話せて嬉しかったな。よかったな。そうそう、お久しぶりの先輩にも会えて、よかったな。
さて、2時半過ぎに集会を終え、今度はエルパーク仙台に走りました。3時から「別姓通信」の印刷発送作業があるんです。一応、版下は連れ合いぴよさんに持っていってもらうことになっていましたが、行けるとなると行かねばね。いつものように印刷をして、封筒に切手を貼って、「別姓通信」を折って、封筒に入れて。8ページを5人でやったので、すぐに終わりました。皆さん、お疲れさまでした。終わったところで、郵送はしない関連文書の印刷に来たYさんに付き合って印刷。印刷機の調子が悪くて、疲れました。やれやれ、6時過ぎに終わりました。Yさんは、連れ合いぴよさんと僕とが、一緒に暮らしているのに、別々に来て、別々に帰ることを「?」って話していました。う〜む、まあそうかもしれないねぇ。でも、こんな僕たちなのです。
エルパーク仙台を出て、ギター屋さんでギターを眺め、ラーメン屋でニンニクをたっぷり入れた大盛を食べ、ヨドバシカメラで6年生の卒業ビデオのためにテープを買い、名取に向かいました。介護です。
介護先に着く前に、珍しくコンビニに寄りました。そして、珍しくドリンク剤と板チョコを買いました。今、体調を崩すわけにはいかないんです。卒業間近なんです。彼らと一緒に過ごせる時間が、あとわずかなんです。
介護を終えて、電車に揺られ、さすがにアルコールなしで、深夜に布団に入りました。
写真は、今朝の花山での雪合戦記念写真。試合前だったので、他のチームの方から「なんだべ、もう帰んのか」って声が飛びました。