今日は、卒業を祝う会の日です。午前中、みんなへの手紙を書きました。みんなは、昨晩、おうちの方への手紙を書いたはずです。書くことになっていたんです。「おれたちにだけさせて、自分ではしないで!」と言われはしないけど、そんなSくんの声が聞こえます。やっぱり僕は僕で書かないとねっ。25人全員に、それぞれに当てた文は書けそうにないので、「〜な○○ちゃん」という書き出しだけ、変えて、後は全部おんなじ文章にしました。でも、ワープロフォントの印字は、やっぱり嫌だな。例によって、筆ペンで書きました。ん〜、載せちゃいますか、みんなに書いたものだから。...ああ、下のほうで載せますね。
11時からの祝う会だったので、連れ合いぴよさんと四輪車で向かいました。天気は、暖か。春です。会場で、降りて、ぴよさんに四輪車を運転して行ってもらいました。ありがとう。
おうちの方とあれこれ話し、卒業生といつものようにあれこれ話し、そして祝う会。さっそく飲み始め。みんなの小さい頃の写真や、卒業にあたってのビデオなどの映写会。小さい頃の写真が出ると、あるときは笑い。あるときは「か〜わい〜!」という声。みんなで振り返って、和みました。作ってくださった先生に、感謝感謝です。
次に余興。まずは、子どもたちの出し物です。進行は、少年2人組。手品をしました。ちゃんと、すぐに成功させず、参加者を巻き込んだ手品。いい感じ。その次は、全員で「誰がいないでしょう」クイズ。卒業生が並んで、次にブルーシートで隠れ、再び現れたとき、誰がいなくなったかを、おうちの方&先生方に当ててもらうクイズ。なかなかいい感じ! 次に、ダンス。練習したもんねぇ! かっこよかったよ! 音楽を編集して録音して、最後もばっちり決まりました。そして、腕相撲大会。子どもと大人。最後の決勝で、大人代表が勝ちました。そして、そろって、全員で挨拶して、こっそり昨晩書いた手紙(卒業式の日の感想など)をおうちの方に渡しました。
おうちの方の踊りも、なかなかでしたよ。卒業生が、恥ずかしそうだったり、声援を送ったり、これまたいい感じ。
僕は、あちこち回りながら、たくさんの方と話し、飲みました。感謝感謝です。人と人との交わりは、やっぱり大切。これが、人間社会です。暮らしです。
職員の歌の後、6年担任の僕は、卒業生から花をもらいました。一人ひとり、一輪ずつ薔薇の花。それぞれ、握手して、言葉交わして。今日は、涙モードじゃなくて、笑いモード。ああ、よかった。
そして、僕の挨拶。舞台上に並んでいた卒業生に向かって、感謝を述べました。昨日は嘘を付いてごめんなさいと言いました。そう、花粉症じゃあないんです。みんなと別れるのが、寂しいんです。きっぱり、さっぱり話せました。
これまで練習をこつこつしてきたギターの演奏。今回は、Gibson L-00です。Gのブルースハープを首に掛けて登場したら、「おお!」の声。「そういうの、初めて見た!」 なるほどねぇ。曲目は「Over the Rainbow/虹の彼方へ」。途中、英語の歌詞をごまかしました。でも、落ち着いて演れました。そして、みんなへ手紙を渡しました。今朝書いたやつです。
自信を持って、歩みなさい。
もしも自分のよさが見えなくなったら迷ったら、教えてあげるよ。
何年経っても、君が大人になっても。
君の目には見えないけれど、きっと私はいつもそばにいる。
君が慌てていたら、イライラしていたら、きっと君のポケットから私は出てきて、「あ・わ・て・る・な」って言うよ。
ずっと私は私だから、ずっと応援しているから、
自信を持って、流されずに、君らしく歩いていきなさい。
素敵な1年間を、本当にありがとう。そして、もう一曲。河口恭吾の「桜」。これは、卒業式にみんなが歌う曲を決めるとき、候補になっていたのだけれど、選挙の結果、落ちちゃったもの。「大空と大地の中で」もおんなじような境遇にあった曲でしたが、今回はこちらにしました。というのも、「桜」の歌詞に「いつも、そばにいるよ」という下りがあって、それが手紙の中身にちょっと関わるもんですからね。...ちゃんと、泣かないで、しっかりさっぱり、やれてよかったなっ。
3時すぎに、祝う会はお開きになりました。「じゃあねっ!」とみんなと別れました。そして、その後、二次会、三次会、四次会と、おうちの方と飲み歩き、午前1時40分に家に着きました。遅くまで、楽しい時間を、感謝感謝です。ああ、26時間、飲んだんだなぁ〜
写真は、祝う会での一コマ。卒業生によるクイズです。