始業式前日です。結局、僕の荷物は例によって整理整頓されぬままです。困ったもんです。まず、何よりも本が多過ぎ。子どものいない僕は、悲しいかな、素敵な絵本を見つけると、担任している子どもたちに読んで欲しくなっちゃうんです。感動を共有したくなるんです。そんなこんなしているうちに、結構な冊数になっちゃって、家に置いていても日の目を見ないし、そもそも置く場所もないし...で、毎年教室に置かせてもらっているんです。本当は、人生を大きめザック一つにまとめられるような、シンプルライフがいいんだけどなぁ〜
...というわけで、今年もまた教室の片隅の荷物の山には、ブルーシートを掛けて、荷物の持ち主、すなわちこの教室の担任が僕であることを、悟られないようにしました。まあ、ブルーシートがあるだけで、僕だって分かっちゃうかもしれませんけどね。念のため、黒板には「ブルーシートに手をふれてはいけませんよ」って書きました。足が着きそうなので、僕を表す記号であるギターは、隣の教室に置かせてもらいました。
夕方になり、明日渡すための学級通信の第一号を作りました。いつものように手書きです。イラスト付きです。いつものように自己紹介を書きながら、思い出しました。昨年の学級通信は、かなりさぼりがちで、連載していた僕の少年時代:自分史を中途半端にしたまんまでいたんです。昨年度の保護者の方に、「続きを読みたいです」って言われていたんです。ああ、あのままじゃだめだ! 何とかしますからね、約束ですから。
太陽が昇ったら、僕は新しい子どもたちの担任なんだなぁ〜と、ああドキドキだぁ〜! 明日の始業式で、子どもたちはみんな、どんな顔をするかなぁ〜 ああ、心配だぁ〜
写真は、卒業生のタイムカプセル。以前、蓋に何やら書いている姿を紹介しましたが、こんな感じ。充実しまくり。