昨日へ     2004年04月17日   明日へ

今日は、別姓を考える会の仕事があったのです。本当は、やろうと思えばできたんです。でも、休日を休日として過ごしたいと、Tさんに頼みました。Tさん、ありがとうね。感謝感謝です。助けてくれる人、支えてくれる人の存在は、何にも換えられません。ずっと、遠くないところにいてくださいね。

さて、僕はというと、ぼけぼけです。ギターをいじり、Macに向かって文章を書き、やりたいことをやる日。布団を干し、しばらくしてひっくり返し、読みたかったのに読まないでいた本のページをめくり、昼スパゲティを作り、ついでに昼ビールを飲み、おまけに昼ウイスキーも飲んじゃって、文句なく休日。連れ合いぴよさんと「犬神家の一族」を観ました。僕は、もう何回も観ている映画ですが、ぴよさんは初めてとのこと。ああ、初めて僕が観たのは、夕張にいた頃でしたなぁ。あの当時にして、スピード感のある、いい映画です。いい映画でした。

ウイスキーを飲み過ぎたというほどではないのですが、太陽が傾きかけて、一度布団に入りました。うつらうつらして、起きて、またごはんを食べて、古川にDVDを返し、涌谷に向かいました。涌谷では、今日花火大会があるんです。

ぴよさんに運転してもらい、ナビゲートしっかりできない僕は、迷惑を掛けました。でも、涌谷一小のそばで、観ましたよ。すごく近くから上がる花火。寒い夜の花火。川の向こうでは、ライトアップされた桜が輝いていましたが、そろそろ散り始め。桜よりも、花火の花でしたね。30分の花火を見上げ、家に戻りました。花火の後の夜道は、暗かったです。

文書書きをして、10時まで頑張って起きていました。早寝早起きの僕としては、10時は深夜です。珍しいことに、テレビ番組を見たかったんです。霊長類研究者の伊澤さんと、教育評論家の斎藤次郎さん。その対談を見たかったんです。

猿山のボスというのは、人間が囲った環境の中でのこと。自然の中の猿たちは、のびのび序列なくやっているということ。人間の目で見る狭さを、伊澤さんが話していました。僕は、うんうん頷きました。待つこつの大切さを、斎藤さんが話していました。「いまさら」という感じの話なのに、ここのところこういう話を聞いていなくて、僕にはとても新鮮に感じました。ふむ、新鮮に感じたことが、少し残念だったな。

伊澤さんの話にも、斎藤さんの話にも、僕はうんと頷けたんです。でも、さあ僕はどんなふうに展開していこうかと、思いの外硬直している学校教育の様子に、たじろぎそうです。何せ、管理・監視・評価・自己責任・開示...のシステムが、人間らしく呼吸する人間を押しつぶそうと押し寄せているんですもの。だから、僕はときどき「ドロップアウトしたほうが、きっと楽かもしれない」と、思うんです。転向して「あちら側」として活動するなら、僕は力を発揮するかもしれないと、考えることもあるんです。...でも、僕は僕である限り、僕を裏切れないんだなっ。「理想」を「非現実!」と、ぺっと捨てるよりは、僕は「夢」を信じるよ! ジョンレノンさんに、鼻で笑われないように、「おまえもか...」と捨てられないように、僕は僕のできる闘いを続けていきましょう。

伊澤さんのことを少し。伊澤さんは、宮城教育大学の先生です。僕が、宮城教育大学の一年生だったとき、何のときだっただろう、女の先輩に「伊澤研に入ろう」と誘われたんです。僕は、すごく揺れたんだな。素敵な先輩だったってこともあるけれど、山に入るということ、平凡社の月刊誌「アニマ」で見ていたことが、現実になるという魅力を、うんと感じていたんですよ。でも、結局僕は伊澤研に行きませんでした。それは、猿の研究をしていたら、バイトできないかもしれないという話を聞いたこと、そして同学年の女の子のことが僕は好きで、その子は伊澤研には行かなかったから。...ああ、もしもあのとき、僕が伊澤さんの研究室に行っていたら、人生は随分違っていただろうなぁ〜。...後悔はしないんだけど、もしも「その選択の場合」という映画を見ることができるなら、絶対に見てみたいですなぁ。

写真は、涌谷の花火。涌谷一小の校舎のこちら側から。向こうの灯は、夜桜ライトアップです。

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