昨日へ     2004年04月20日   明日へ

3年生の担任をしていて、高学年の担任のときと違うことって、それはそれはいっぱいあります。そのうちの一つに、連絡帳のことがあります。大きな小学生になると、おうちからの連絡も少なくなります。ないわけじゃないんです。でも、小さい小学生のほうが、小さいので、おうちの方もいろいろと連絡をしてくださるんです。

毎日必ずあります。いろんな方からあります。僕は、返事を書きます。返事を書く時間を見つけるのは、少々苦労するんですが、何だか交換日記みたいに、気持ちのやりとりができて、うれしかったりします。ああ、担任だけで「教育」してるわけじゃないんだよなぁと、実感します。今日、はっと思ったんですが、そうか! 僕も「育児」をしているんだっ! 将来の夢の一つに「お母さんになること」がある僕としては、ああ大きな小学生の担任じゃないって、こういうことかもしれないなぁと、感じたのでした。いやはや、感謝ですよ。

放課後、疲れつつも、職員室で仕事をしていたら、「失礼しま〜す!」の声。僕は、パン屋さんでも来たのかと思ったんです。威勢のいい、ぱりっとした声。でも、それは中学校の体操着を来たついこの前の6年生! ありゃあ、いい娘さんになっちゃってぇ!って感じ。ぱっと空気が明るくなって、嬉しかったなっ。

強風の中、中学生娘さんたち五人が、わいわいとやってきたんです。「風が強いから、ちょっと小学校で休んでいこうなんて言ってたんじゃないの」というと、「分かる?」なんて言いながら、それはそれは明るく笑っているんです。あれこれと、おしゃべりをして、校舎を見回って、僕はとても元気になりました。正直言って、別な小学校出身者に飲まれていないか、不安な日々を送っていないか、心配だったんです。でも、それは杞憂だったな! ああ、報われたって、それはそれは心から思いましたよ。ああ、苦労の日々が、今日完璧に報われたよ。ハッスルハッスルと、おどけている少女を見ながら、僕は大きくため息をつきました。これ、絶対に幸せのため息ね。そして、とても愛おしく、別れたくないなぁって、うんと思った。だから、いつまでも帰らなさそうな彼女らを玄関で見送り、僕も早々に学校を出て、彼女らを追いかけました。田んぼ道、自転車と並んでしゃべりながらバイクを走らせました。いやはや、これまた感謝ですよ。

写真は、リコーダーの練習をテラスでしていた三年生。素敵じゃん!って写そうとしたら、大笑いしながら、隠れるところがないのに、隠れるポーズしていて、うひゃっ!小学生じゃん!って、思いました。まあ、小学生なんだけど、あたりまえなんだけど。

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