今日は、ぴよさんとお父さんお母さんは、岩出山方面へ向かいます。僕は、午後から介護なので、家に残ります。あれこれと仕事をしたいのですが、何ということでしょう、Macが補欠状態だと、うまくいかないことのなんと多いことか。PowerbookG3は、カードを使わないとFirewireが使えず、バックアップもスムーズじゃありません。一度「快適」に慣れると、何と「不快」なことが増えてしまうことでしょう。僕は、とうとう自力解決を諦め、アップルコールセンターに電話をして、iBookの修理をお願いすることにしました。
僕が、ワープロというものに初めて触れたのは、1985年のこと。当然僕の所持するものではありませんでした。何を打ったか、数文字だけ見える「文豪」でした。それから数年して、卒業論文を書いたり、ミニコミを作ったりするために、自分でワープロを買いました。サンヨーの「サンワード」。なるべくコンパクトなものと思いました。ローマ字がよく分からない僕は、あの頃からカナ変換です。インクリボンが不要の感熱紙には、感動しました。その後、1995年まで、僕はずっとサンワードでした。途中、モニターの大きなサンワードを買い、別姓通信を作るエルパーク仙台にうんしょうんしょと持っていったもんです。
1995年、そろそろ「パソコン」かなぁ?と、思いました。「インターネット」とか「Windows95」とか、耳にし始めた頃です。ヨドバシカメラで、たまたまMacを買いました。Powerbook5300CS。メモリってものが多いほうがいいらしい...アップルって会社のものはアートで使う人が多いらしい...っていう程度での選択でした。ああ、あの頃は、何も知らず、自分で頑張って頑張って、使えるように努力したもんでした。CPUは、100のパワーPC。あの当時は、とっても速かったんだよなぁ。内蔵メモリ16mb。ハードディスクは、500mbでした。
連れ合いぴよさんが、パフォーマやPowerbook2400cの所有者になるってことはあったものの、基本的に僕はPowerbook5300CSを使い続け、何度もクイックガレージにお世話になり、あるクイックガレージ帰りに、PowerbookG3に出会ったのが1999年。DVDも観れるすごいマシン! そんなPowerbookG3のモニタがとうとう壊れ、補欠で買ったのがiBook。2002年のことです。
レギュラーマシンは、Powerbook5300が5年間。PowerbookG3が4年間。そしてiBookはまだ2年...「これから!」のiBookなのに、今動いていなくて、僕は本当に困っています。ちょっと前の僕なら、サンワードの購入に興奮し、感熱紙に感動し、カット&ペーストの恩恵に預かり、USBに感謝していたのに、ちょっとした「うまくいかなさ」で、僕はなぜこんなに困ってしまっているんだろう?! 縛っているもの、縛られている自分の小ささに、考えさせられています。あなたは、どうですか? 携帯電話とか、インターネットに縛られていませんか?
そんなことを思いつつ、介護に行く道すがら、PowerbookG4を見ました。やっぱりハードディスクへのアクセスが楽なことを知りました。ああ、買っちゃおうかなぁ〜。いやいやと、首を振り、連れ合いぴよさんとぴよさんのお母さんのためにデジタルカメラのストラップを買いました。小雨の中、介護に向かい、介護帰りの電車で静かに本を読みました。
写真は、5/02の晴れたらいいねの犬くん。北海道のみんなになでられまくりでした。