昨日へ     2004年07月02日   明日へ

昨日買ったタンクトップを着て教室に行くと、子どもたちが言います。「あっ、新しいキャミソールだ」 ん〜ん、ちょっと違うんだけど、まあ似たようなものかなぁ。

先日の職員会議のとき、教職員評価制度について、話し合うことになっていたので、僕は文書資料を用意しました。事前に全職員に配布しました。部分色刷りのA3。結局、話し合う時間がなくなってしまったんですけど、きっと意味はある。先週、載せなかったので、今日載せておきますね。

みんなで仕事をしていきたいんです。
〜教職員評価制度について思うこと・メモ〜

0 はじめに
 「資質の向上」「学校の活性化」のためには、教育観を含めた話し合いと実践が、きっと一番だろうと、私は思っています。何だか忙しくてT仕事への想いUとかTなぜ教職員になったかUとか、そんな話って、飲み会で聴けるか聴けないかという昨今です。人間くさい繋がり合いがあれば、昨今取りざたされる「困難」も、何とかなると私は思うのですが、むしろそんな繋がり合いを切るシステムばかりが登場してきて、私はとても不安なのです。
 今日の職員会議では、きっと評価制度を私が理解するための充分な討論時間が持てないと思います。私は、ちゃと納得できるお話を聴きたいです。そして私は、どんな不安を持っているか、聴いてほしいです。でも、残念なことに、今日の時間だけなら、きっと不十分。だから、とりあえず、私の思っていることをメモします。読んでください。

1 みんなで仕事をしていきたいのです。
 みんなで資質の向上をはかることはできないのでしょうか。
 互いに補い合いながら、仕事をしてくのは、間違いなのでしょうか。
 「学校評価は、別にある」「教職員一人ひとりを、評価する機会も必要だ」ということなのでしょうか。でも、一人ひとりを評価する意味とは、どんなものなのでしょうか。それで学校が「活性化される」とするなら、どうなることが期待されているのでしょうか。

2 割り切れないです。
 「評価期間」が定められています。4月1日から11月30日まで。そして「評価日」もある一日と定められています。12月1日です。自己目標は5月1日から5月31日までに設定し、自己評価は10月20日から11月1日までに行う、とされています。「さあ、明日はいよいよ評価日だ!」と意気込んだり、逆に消沈したりするのでしょうか。学校教育って、そういうものなのでしょうか。

3 アドバイスがほしいんです。
 失敗したとき、どうすればいいか、その場でそのときに指導してほしいです。自己目標を設定するときと自己評価後に「面談」が行われることになっています。なぜ、普段その場で、アドバイスなどがされないのでしょうか。私が「被評価者」とされているように、「評価」のための評価だからなのでしょうか。
 きっと、アドバイスしてくれる校長先生もいると思います。でも、こういう制度ができると、「評価」しかしない方も現れると思います。TこれからずっとUを見据えないと、いろんな運用のされ方が予想され、私は不安です。「被評価者」が「第1次評価者」「最終評価者」の顔色を窺うようになってしまっては...ああ、息苦しくてたまらないです。

4 分類されることの意味って何なんでしょう。
 制度施行要領「別表第4」に、「標準的な行動例」があります。ひょっとすると、授業を点検されることになるのでしょうか。「確認」という欄に、チェック印が入るのでしょうか。はたまた「B」とか「C」とか、書き込まれるのでしょうか。
 昨年度の私は「S」でしょうか。それとも「D」でしょうか。「S」なときも「D」なときもあったように思います。じゃあ、中をとって「B」でしょうか。今年度は、昨年度との比較でしょうか。それとも、絶対評価でしょうか。
 「全体評価」が求められていますが、これはどんな意味を持つのでしょう。
 要領第12条には、「〜を考慮しないこと」が並んだ後に「総合的に判断すること」とされているのですが、私は何をもってどう判断されるんでしょう。「標準的な行動例」で判断されるのでしょうか。

5 みんなで仕事をしていきたいのです。
 私は、みんなで高め合うべきだと思っています。調子が悪いときは、助けてください。気付かないときがあったら、教えてください。誰かが大変そうなら、私もできることをしますよ。きっと、そういう姿を見て、子どもたちは協力し合うことを学ぶのではないかと思います。それとも、協力し合うよりも、競い合うことを学ばせるという魂胆でしょうか。

6 学校みんな評価「S」ならいいのに
 密室の「面談」から帰ってきた隣の席の人が「やった! Sだ!」とほくほくし、次の人が呼ばれ、ドキドキしながら部屋に入っていく...。どこかでこそこそと「○○さん、また今年もDだったらしいよ」「やっぱりね」と噂される。はたまた「え? あの人がS? 信じられない!」と囁かれる...そういうのは、嫌です。それは、絶対に私が思うところの「学校の活性化」ではない。
 私は、みんなで仕事をしていきたいのです。いろんなことがあり、みんなで乗り越えていく。それが、学校で働くってこと。
 だから私は、この制度を理解できないでいます。あやふやなまま、まあいいかとスタートはさせられないと、思っています。

 

学校が学校として機能していくかどうかの、大きなピンチにあると思っています。勤評闘争のことなど、歴史上のこととしてしか知りませんが、今は本当は、ストライキも視野に入れたくらいの闘いが必要なのだと、僕は思っています。目に見えた闘いが展開されていなくて、僕はとても焦っています。そして、少し孤独です。「連帯を求めて孤立を恐れず...」って、あったなぁ。

写真は、今朝学校の前の水路を見たら、アメンボがいっばいいて撮った一枚。まるで、お星さんのようです。

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