昨日へ     2004年08月02日   明日へ

今日は、図工・美術の実技研修会。僕は、山の向こうの小学校へ向かいます。何となく、昨日から咽が痛いのですが、しばらくバイクを動かしていないので、バイクで向かいました。松山町の田んぼを走り、鳴瀬川を渡り、南郷を過ぎて、涌谷に入り、豊里に向かう道を走りました。気持ちのいい道。知らない道を走るのは、とても楽しいこと。

今日の研修は、トンボ玉作りです。ガラス棒をガスバーナーで溶かして、玉を作ります。それに模様などを入れます。こういう職人系の創作活動が、僕は大好きなものですから、それはそれは集中して取り組みました。楽しみました。ガラスとは、本当に不思議なもので、いろんな姿に変わります。いろんな色を演じます。重さがとても実感できました。熱くてとろんと溶けたガラスは、ふにゃあと垂れます。玉になっても、回していなくてはゆがみます。僕は、何となくとても大きなものを作りたくなり、どんどんガラス棒を巻き付けていきました。一番大きいものができたけど、首に掛けるわけにもいかないし、キーホルダーにはでかすぎで...ん〜、見通しない軽はずみ行動の僕を象徴するような作品になりました。

教えてくださって先生、そしてお弟子さんと、アシスタントさん。計4名。いつものように、へらへらとしゃべる僕。知らない人と話すのが好きであることは、ちょっと得なことなのかもしれません。「職人さんみたいな先生」と記憶されているうちに、一度工房を訪ねてみたいと思っていますよ。今日は、感謝感謝です。

バイクで帰ってきて、咽の痛みと頭痛に、すぐに布団に入りました。はしゃぎすぎ。咽が痛いのに、最後までいて、あれこれ手伝いをしなければよかったのに...。まあ、お弟子さんの先生が、さばさばして素敵な感じの若い女性だったからということも、ちょっぴりあるかもしれませんが...。ああ、だからこうやって咽が痛くて、寝なくちゃいけなくなったのかもしれないぃ〜。

布団の中で、たくさんたくさん、いろんな人に会いました。みんな、僕にいろんなことを話しかけるんです。僕は、一人ひとりの話を聞くのだけれど、みんな僕を真っ直ぐに見て、話し止めようとはしなくて、とても疲れました。疲れながら、僕の夢は、僕が作っているに違いないのだろうけど、僕がコントロールしていない僕がいることを、再認識した思いでした。発熱は、だんだん上がり、気合いを入れて、ご飯を食べ、汗をかいたものの、上がる一方。いやはや、明後日、北海道に向かうことはできるのでしょうか。

写真は、昨日の仙台駅東口。新たなペデストリアンデッキがオープンしたばかりです。

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