昨日へ     2004年10月06日   明日へ

今日は、僕の校内研究授業の日です。算数です。あまりのあるわり算の導入の授業。指導案を作るにあたっては、まあいろいろと考えが浮かんでは消え、閃いては覆し、よく言うならよくよく考えました。そして、いやはや今日がその当日です。

教え込み型ではなく、子どもたちが自分で疑問を抱き、自分でそれを解決する糸口を見つけられるようにしたかったので、いわゆる問題解決型の進め方で行くことにしました。一つの問題を、みんなで考えることにしようかと思ったのは、数日前。でも、それだと問題数が限られ、一人一人の活躍も見えにくいものになる。そこで、4人グループ4つに、それぞれ別の問題を提示し、それぞれに解決し、それを後からみんなで共有する方法で進めていくことにしました。

あまりあるわり算の導入は、なかなか重要です。1学期にわり算を初めてやった三年生。あるときの宿題プリントに、僕は「24÷7」のような問題を出してしまいました。割り切れないんです。僕が、間違えたんです。ある家庭では、何とか解くことを家族で頑張りました。ある家庭では、僕がきっと間違えたんだねということになりました。三年生のみんなとしては「まちがった問題」と記憶されているはずです。何せ、その宿題を出した翌日「ごめんなさい。あわてないで、宿題を作ります」って、僕は謝ったのですから。

さて、そんな三年生にとって、「あめっこが、17こあります。5こずつ分けると、何人に分けられますか。」という問題は、どうも「17÷5」のようなんだけど、こりゃあ「まえがった問題」ととらえられそうです。なんせ、5の段には17が答えになる九九がないんですもの。

そこで、僕は実物のミルキーやチロルチョコ、栗、ヤクルトを準備したんです。実際に、分けてみれば、実感として「あまり」がでることがわかる。そう思って、今日の授業の準備をしてきました。

さて、実際の授業。みんなは、いろんな考えで取り組みました。さすが力のある子たちです。でも、反省。放課後の授業検討会でも指摘されましたが、僕のしゃべりすぎ。子どもたちのいい場面を、もっとすくい上げて、みんなのものにするべきだった。カチカチになることのない僕ですが、柔軟性に乏しく、反省しきり。反省するとは、次回がもっとよくなるってことだと思ってはいるんでけどね。

ある先輩先生が「○○さんが、あまりのあるわり算の授業をするって、意味がある。世の中、割り切れないことのほうが多いんだよって、伝えることは、大切だもんね」と、先日話していました。今日の授業の終わりに、「世の中」のことを話しました。...そうそう、割り切れないことだらけだよ。

写真は、研究授業の次の時間の一コマ。ミルキーをどのように分けたかを、みんなに見せているところです。

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