今朝、みんなに先週の金曜の学級懇談会で話し合われた内容を話しました。
冬休みの宿題のこと。おうちの方は、放課後友だちと学校で遊ぶのはよいと思っているけれど、安全に家に帰ってほしいと願っていること。子どもが犯罪に巻き込まれているこの頃が、とても心配なこと。
...みんなを傷つけても構わないと思っている人たちはニコニコ顔で来るとは限らない。君たちが言うように、ぶん殴ったり、噛みついたりする余裕はないかもしれない。
...と、僕は日直の少年を無理やり引っ張って拉致する動作をしました。みんな、びっくり! さすがに、笑い声の余地などありません。しーんとしました。「こわいこと」は、想像した以上にこわいのです。甘くはない。だから、友だちと一緒に帰ったり、暗くなるのが早いこの頃は、よけいに早くに帰宅してほしいのです。ただいきなりで、みんなを驚かせごめんなさいね。...そんなことを話しました。
そしてもう一つ。この終業式で、Sちゃんが転校することも、話しました。Sちゃんにとって、それは寂しいことだけど、安心して暮らすためには、よかったこと。残り2週間。有意義に過ごすことなど、話しました。しーんとしました。ぽつりとKちゃんが「なんか、湿っぽくなっちゃったね」と。ふぅー。やっぱり、別れは、つらいです。
社会科の時間に、Sちゃんが暮らすことになる町・県について、図書室で調べました。海があるかないか。どんなものが、名物か。そして、どのくらいの距離か。僕自身、別れが辛い。でも、3年生のみんなが、どんな顔で、どんな声で、別れを迎えるか、考えるだけで、ドキドキします。ああ、鼻かもう。
みんなが帰ってから、校内研修で毛筆の書き初め練習をしました。書くのは楽しかったけど、僕は「別れ」に支配されていて、つくづく弱いものだと感じています。
写真は、今朝のチャボ。青空の下、うれしそうでした。