授業中、南の空を見て「おっ、すごい数の鳥だ!」という声がしました。「あっ、すっごい!」「きもちわりぃ〜」 どれどれと僕も見ます。
僕が若い頃は「授業中だ」と言ったはずです。前任校でも「雪だっ!」という声に「そのうち飽きるくらい見られるよ」と言った記憶があります。でも、ここ数年は「どれどれ」と乗ることにしています。だって、見たいですもん、おもしろいもの、珍しいこと。実際、見たいのにうずうずしながら集中することはできないし、ちょっとでも授業を止めて、満喫したほうが、みんなも納得し、気持ちがよいのです。
さて、鳥はカラスでした。なるほど、この季節、大群になっていることありますね。校庭の向こうの電線にすごい数のカラスカラスカラス。全然鳴きません。誰かが羽ばたくと、一斉に舞いました。うわぁ〜って感じです。みんな「気持ちわりぃ〜」と言います。白い雲、太陽の出ていない陰影のはっきりしない空に、無数の黒い鳥。
Nちゃんが言いました。「先生のひげみたい」「あっ、ほんとだね」「うっひゃあ、気持ち悪いいいい」 僕が無精髭を伸ばしたときって、冬空にカラスが乱舞する様なのですね。なぁるほど。これまた、子どもたちゆえの鋭い表現に感動ですな。
カラスの写真を撮らなかったので、替わりと言ってはナンですが、今日の写真は12/06のチャボです。