朝起きて、急いで旅支度です。今日、連れ合いぴよさんと沖縄・石垣島へ行くんです。
もしも「何をしているとき、一番幸せと感じますか?」という質問があれば、あなたは何と答えますか? 僕は迷いなく答えます「旅支度しているとき」って。中学生の頃に利尻に独りで行く前夜など、ザックにあれこれと詰め込みながら、解放の日のような清々しさ。まさにお目目キラキラでした。バイクツーリングのパッキングもおんなじ。まあこの頃は、当日思いつき行動に慣れてしまい、旅支度という時間もえらく短くなってしまいましたが。
さて、今朝せっせと旅支度。iBookは持つ。カメラも持つ。衣類は洗濯するので最小限。時計は久々の腕時計。靴は夏用メッシュ靴。そして、地中海も一緒に見てきたお猿の太郎も連れていこうと思ったのですが、狭い鞄に詰めるのは酷というアドバイスでお留守番。代わりに、つぶらやたんちゃんが一緒です。
朝の電車に乗り、仙台で乗り換えて、館腰で下車。久しぶりです。バスに乗って空港。年賀状の第一陣を投函しました。本当は、空港の郵便局で切手を買うつもりだったのですが、閉まっていたのは誤算でした。第二陣以降は、石垣島からの年賀状ですな。
那覇行11:55の飛行機で三時間揺られました。飛行機と言えば、大概仙台ー千歳間の一時間が普通なので、かなり長く感じました。でも、年賀状への一言を書いているうちに、時間はすぐに経つものです。
那覇では石垣行の飛行機を一時間半待ちます。ひとまず空港のおそば屋さんで、一杯目の沖縄そばです。ん〜、まあまあ。立ちそばの湯で加減にあれこれと言うことはできないよなという感じでしょうか。
空港のロビーでは「三線体験教室」をしていました。こりゃあ、やらない理由はありません。でも定員になったので、連れ合いぴよさんに譲りました。傍らで見ながら、学びます。30分の教室だったのですが、途中で退席する人が結構いました。すかさず「途中からでもいいですか」と入ります。なぁるほど!という三線初体験でした。ボディは思ったよりも重く感じられました。弦はゆるく、何よりネックの細さ! 見りゃ分かることですが、実際に手にするって、大切ですね。弦が一弦(女弦)から三弦(男弦)に行くほど素直に低くなる三線。ウクレレと違い、素直だなぁと感じました。「カエルの歌」の練習が体験教室の内容でしたが、もっといろいろ弾きたくなりました。
三線体験教室を終え、隣りでは、琉球衣装での無料記念撮影。無料だし、おもしろそうなので、すぐにやりました。連れ合いぴよさんとツーショット。こういうのも、ありです。
そんな時間を過ごしているうちに、石垣行の飛行機の時間です。那覇空港の郵便局で買った切手を年賀状にぺたぺた貼っているうちに、飛行機は石垣です。
小さな空港にほっとしました。かつてフィレンツェに深夜に着いたときに似ています。気合いが全然入らない感じ。フィレンツェのときなど、パリからの小さな飛行機だったので、パスポートさえ見ないくらいでした。
当然ですが、石垣ではパスポートは関係なしですね。荷物を手にして、バスに飛び乗り、今日の宿に向かいます。宿は、ペンションニュー浜乃荘です。
ペンションニュー浜乃荘は、ダイバー向きの民宿。鍵も「フロントの釘に引っかけてといてください」ってくらい緩やかです。ご飯は、近くの食堂で。さっそくオリオンビールをいただきました。ふぅ〜っと一息。でも、空は雨がパラリパラリ。雨男の僕としては、若干不安です。
写真は、那覇空港での三線体験教室です。