昨日へ     2005年01月02日   明日へ

目を覚まして、外を見て、驚きました。辺りは、すっかり銀世界。風もなく、太陽に反射した真っ白い田んぼ。

沖縄から帰ってきた宮城県には積雪があることは分かっていたものの、すっかり雪に覆われた「雪国」であるとは、理解できていなかったのですね。

八重山にいたときは、気温は20度以上ありました。沖縄で「寒い」と言っていたときでも、15度はあったんです。松山町に戻ってきて、気温は当然一桁です。でも、不思議と「寒い」とは感じません。「いつも」に戻ったんですね。

今日は、この度の旅のことを日記にまとめ、まだ出していない方への年賀状を書き、秋にあった「いとこ会」の写真を編集して、あれこれと文書を書く予定です。人との約束事などの用事は入っていないので、気持ちはのんびりしています。

那覇で買ったCDを聴きながら、まずは旅行記です。コーヒーを飲みながら、iBookに向かいます。こういうひととき、僕は文書を書くのが好きなんだなぁと気付きます。

買ってきたCDを紹介しましょう。「HANAUTA」(Yoshiko Masaha)、「Whole Trip Music」(Masaha)、「ピーターをさがしてください」(ディンカ ドゥンク)の3枚。ゆるくあたたかな空気になります。奏でられる空気。僕の回りにある鋭い音たちの棘をなめらかに、たしなめてくれるかのようです。買ってよかった。国際通りのオウムのいるお店で見つけて買ったものです。詳しいことは、こちらを見てみてください。

コーヒーを飲み、文書を書き、写真を眺め、音楽を聴いているうちに、日が沈みました。やりたいことは、いっぱいあるけれど、明日があるので、やめました。

夜、連れ合いぴよさんが、初めて油絵の具を使い、絵画を楽しもうとしていました。思い通りには行かなかったようですが、いろんなことを楽しもうとしている姿に、僕は嬉しくなりました。みんなみんな、自由になれるといいな。

深夜にならない夜に布団に入り、眠りました。けれども、輪郭のはっきりしない夢を見て、それから目が冴え、睡眠時間は短いものの、起きてしまいました。詩が、ぽろりとできました。こんなの。ひさしぶりの詩。

「人間」

ぼくは、人間でできている。
だから、自分のことばを持つ。
ぼくは、人間でできているから、
知ったようなことを、語る。

ぼくは、人間でできている。
だから、愛する人を信じる。
ぼくは、人間でできているから、
愛する人をも、疑う。

ぼくは、人間でできている。
だから、人の痛みを痛いと感じる。
ぼくは、人間でできているから、
我が身が何よりも、かわいい。

ロボットは完成されているけれど、
人間は、未来永劫、未完成だ。
悪魔は賢いけれど、
人間は、これまでもこれからもずっと、愚かだ。

ぼくは、人間でできていることを、
やめない。
ぼくは、人間でできていることをやめないから、
今夜も不安で涙を流す。
未来永劫、涙を流し続け、弱虫であることを、
輝かしく、やめないのだ。

ぼくは、人間でできている。

写真は、12/30八重山諸島・黒島での1枚です。石垣行きの船が着きました。エメラルドの海がたぷんと膨らみました。

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