目が覚めたら、真っ暗です。フェリーの2等船室。ぐらぐら揺れるのは、二日酔いと共に、船だから。ぐるんぐるんと、エンジンの音が響きます。長い夢を見たのですが、担任していない5年生の少年を叱っていたことだけ思い出しますが、後は分からない。後味が悪いです。
苫小牧着は、10:45。しばらく、ごろりと横になり、エンジン音ぐるんぐるんを聞いていました。しかしずっとこうしているのも、ナンですので、起きます。風呂に行きましょう。波に揺れるフェリーの中の風呂ゆえ、波がざぱぁ〜ざぱぁ〜と、湯船で揺れます。サウナに10分間。でも、水風呂がないので、そこまぁで。体を洗い、髪を洗い、湯船で揺れました。ざぱぁ〜ざぱぁ〜。
そうこうしているうちに、苫小牧に着きました。初めて、タラップから下ります。空気が、ぴりっとしていて、北海道に来たなぁと思いました。妹が待っていてくれて、ありがとうね。めりはりの効いた運転で、江別のマンションに到着です。夕張ではないので「ただいまぁ」って感じじゃないです。でも、雪の北海道は、僕のふるさとです。
写真は、そんな江別の木です。雪の上の踏み跡が、ふるさとに帰ってきたことを感じさせます。