ゆっくり起きました。北海道の朝。また今日も、雪が降っています。
雪は「しんしん」ではないです。「ざーざー」ではもちろんない。「じゃんじゃん」でもない。音もなく、吹きつけることもなく、無心に降っている。影もなく、重力もなく、神さまの世界の出来事のようです。何かいい表現はないかと、いろいろと考え中です。有無を言わさずに降る感覚。「降る」というよりは、地上に吸い込まれるかのようです。水中の温泉が、ぷくぷくと泡を水面に昇らせている様子に、少しだけ似ています。でも「ぷくぷく」と降るわけじゃない。
ゆっくりとご飯を頂きました。いつも帰省すると、根曲がり竹と蕗を似たものを母さんは作ってくれます。これは、いわゆる故郷の味だな。
昨日描いた絵の仕上げをして、サインを入れました。まあこんなもんでしょう。上の写真が、今回の作品です。
昼過ぎに、クラス会から帰ってきた妹の車で、新さっぽろまで送ってもらい、父さん母さんに手を振りました。ゆったり時間をありがとう。いろいろ話せた3日間だったと思います。感謝です。
新さっぽろから電車に乗り、雪の大地を眺めているうちに、千歳空港です。すぐに、搭乗手続をしました。おみやげを少しだけ買いました。
つもは、家に「ちっちゃいものクラブ」のメンバーを買っていくのですが、そろそろ飽和状態なので、止めました。金属製のキャンドルスタンドを買いました。キャンドルを乗せる予定はないです。小さな仲間・つぶらやたんちゃんたちの指定席になる予定です。
昼ご飯を食べていなかったので、ラーメン屋さんを探しました。3階にラーメン横丁みたいなのができたんですね。函館ラーメンを食べました。サッポロ・クラッシック生を飲もうかと思いましたが、止めました。その代わりに、苫小牧ラーメンを食べました。ビールを呑むよりも、きっとラーメン2杯のほうが、悪くはなかろう。それにしても、麺喰いの僕です。
バスに乗って、飛行機へ。小さめの飛行機は、音楽などが聴けないものでした。「山と渓谷」を眺めているうちに、空は暗くなり、そして仙台空港に降り立ちました。はぁ〜、着いた。着いちゃった。
館腰までバス、そして電車で仙台へ。連れ合いぴよさんが、千葉から戻ってくるのを待っていました。そして、一緒に電車に揺られ、松山町。はぁ〜、はくため息も白い冬です。千葉のぴよさんのお父さんが作ったほうれん草を頂き、結局ピールを飲み、充実した僕の冬休みが終わりました。