三年生とおしゃべりしていると、いつもいつも発見があります。感動があります。今日は、鼻血のこと。
授業中にあれこれへんな例えをするのは、僕のいつものことですが、算数の問題出すときなんか「うんと難しいよ! 難し過ぎて鼻血でちゃうよ」なんて言うことがあるんです。まあ、みんなは慣れたもんですけどね。そんでたいていは「ぜーんぜん難しくないじゃん」「かーんたん!」なんて調子に乗ってくれるのです。ああ、みんな大好きよ。
そんな授業の後で、ある子がぽつりと言いに来たんです。「あのね、あたしぜんぜん鼻血って出たことなくって、あこがれるんだよね」 すると近くにいた子も「そう! あたしも鼻血出してみたーい」ってな感じ。鼻血が出ると、みんなに注目されたり、大切にされたりするからいいのかと思ったら、「ただ出してみたいの」とのこと。なんか、妙におもしろかったなあ。なんせまじめに話してるんですもん。
ああ、憧れの鼻血よ、いつか舞い降りてあげてくださいな。
写真は、6年生と一緒に大根抜きをした四時間目の一枚です。