昨日へ     2005年03月02日   明日へ

汗を流して働くということを、とても尊いと思う僕は、間違っているでしょうか。この頃「株」に関わる報道が多いように感じられます。よく分からないのですが「トピックス」とか「東証株価」とか「出来高」とかって、テレビのニュースでやるようになったのは、いつからなんでしょう。

子どもたちの会話を聞くのが大好きな僕ですが、この頃感じるのは、ギャンブルの話題が多くなったということです。

最近よく耳にするのは、宝くじです。ロト8・ナンバーズ。朝の会なんかで「みんなから」といういろいろ話すコーナーがありますが、そんな中で昨日あったこととして、どこどこに行って、やってみたらいくら当たりました...なんて話があるんです。反応を見ると、どうも少なくない子が経験者みたいです。

僕は、宝くじは買ったことないんです。RCサクセションの歌で「宝くじは買わない」ってのがあるんです。えらく昔です。清志郎は、あれこれとギャンブルとコマーシャルとかしているような気もするんですけど、あの曲が頭に流れるんで、そしてその頃のほどほどストイックだった自分を台無しにしたくないので、宝くじは買わないんだな。

競馬は、一度だけしたことがあります。福島で、以前勤めていた学校の先輩と一緒でした。一枚買ったんだけど、何がなんだか分からなかったなぁ。その後、一人でセローくんに乗って、競馬場に行ってみたんですが、どういうふうに買えばいいのか分からなくて、ただ帰ってきたってことありました。競馬は、寺山修司の匂いがするんだな。

パチンコって、よくやりました。はまりました。就職して5年くらいの頃。ほどほどにお金が手元にあったんですね。ああ、時間もあったんだろうなぁ。500円硬貨をいつも持っていました。ちょうどパーキーカードが登場した頃です。すっからかんになることに、古い青春マンガの一コマみたいに少し酔っていたかもしれません。ちなみに以前勤めた学校では、パチンコの話をよく聞きました。「一箱、一気になくなってさぁ」とか「あそこの店は、出ないよ」とか、そんな話。古川に引っ越してからは、あまりやらなくなりました。忙しくなったためかもしれません。

「大阪にやって来た」の中で友部正人さんが「賭け事は、貧乏人を食いものにする」って歌っていました。そうなんだよなぁ、一発逆転・奇跡の生還を果たす夢。500円硬貨をじゃらじゃらさせながら、権利物のパチンコ台に座っていた僕は、まさにドキドキに賭けていたんです。そして食いものになっていたんだろうなぁ。

ギャンブルは、基本的に嫌いじゃない。勝負が好きだからねぇ。でも、大人社会がまるでぜーんぶギャンブルみたいなこの頃。子どもたちはどう育っていくだろうかと、考えてしまうんです。何かちょいちょいと「うまいことやれば」会社を買収して「勝ち組」になる...みたいな感覚は「普通」になってほしくないなぁ。世の中には、金なんかよりも、もっともっと大切なものがあるんだけどなぁ。

子どもを連れてギャンブルに行くのは「あり」だと思います。これも社会だから。でも、その分、大人が汗流して働いているのも、見せてやりたいなぁと考えています。僕が毎日通う教室では、子どもたちの話題には、そういうのも結構あるんで、いい感じです。都会の学校なんかだと、どんなもんなんでしょうねぇ。

写真は、今朝の縦割り腕相撲の一シーンです。

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