昨日へ     2005年03月12日   明日へ

僕にとって「自由」が一番大切。「自由」のために、果てしない闘いを、きっと死ぬまですると思っています。「自由」を獲得するためには「権利」が必要で、「支配」を完成させたい権力は、人の「権利」をなるだけ小さく、そしてなくしてしまおうとします。「権利」を、生きる「権利」を奪われないという防戦は、僕の命題であり、存在意義と宣誓してもよいかもしれない。

権力は、「権利」よりも「義務」が大切と言います。「権利ばかり主張して!」なんて、何度聞いたことでしょう。でも「義務」だけの世界は「服従」の世界です。それこそ、「自由」からは遠いものです。

この頃、僕が思うのは、この裏腹感覚です。「自由」には「責任」が付きまとうものとは、権力も頷くことでしょう。イラクでのジャーナリストバッシングに明らかですね。「自由」と「責任」とか不可分なものなら、「不自由」と「無責任」も不可分ではなかろうか。「自由」を売り渡した者にとって、最早「責任」などなく、権力が押し付けたいものも不存在となるのではないだろうか。

僕は、「自由」を追求します。安住しない「自由」。平穏無事でない「自由」。予定通りでない「自由」。管理されきってしまったとき、管理されない「自由」を恋い焦がれても、一挙一頭足を縛られていたら、悔やむだけでしょう。そうはなりたくない。

だから、僕は今日も「自由」を思いながら、三線を弾くんです。

写真は、とくに意味ないんだけど、2004年1月に撮った陸羽東線・北浦の踏み切りです。夕焼けを背負って撮りました。

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