昨日へ     2005年09月05日   明日へ

さあ、花山合宿です。

台風が近づいていますが、まあ何とかなるでしょう。慌てても、仕方ないしね。台風もまた自然というところでしょう。

学校からバスに乗り、他の学年のみんなに見送られて、花山に向かいます。いつものように、余計なおしゃべりして、行きました。アットホームという感じかな? まあ、いつものことです。

花山少年自然の家のキャンプ場に着き、しばしぶらぶら。ウォークラリー用品を、他の先生に持ってきてもらうのを待ちます。空は、曇り。雨が降り出しても、おかしくないのですが、なんとなく傘はいらないという天候でした。そして、出発。13名の5年生は、2グループに分かれます。引率の先生2名が先に行き、しばらくしてAグループ、そしてBグループ、その後しばらくして僕が出発です。

雨の森は、いいです。しかも慌てないスケジュールなので、あちこちで咲いていたヤマホトトギスを見つめ、ゆっくり話した後で写真を撮り、また歩くという展開。幸せでしたよ。森の中で、ご飯を食べるときは、みんなと合流。こういうとき、複数クラスとなると、こうのんびりは行かないんだなぁ。トランシーバーに入ってくる、他の学校の様子を聴きながら、こんなにのんびりしていいのだろうか?って感じでしたよ。

予定よりも早くに、自然の家に着いたので、今晩予定しているナイトハイクコースをみんなで下見に行きました。雨具も持たず、てぶらです。森に入り、みんないつもよりも大らかで多弁になります。人間のあるべき場所って、きっと街じゃないんだろうなと感じさせられましたよ。どんどん先を行く子、ゆっくりと行く子、すぐに水辺で遊び始める子、ずっとしゃべりっぱなしの子...。みんな幸せ。先にずんずん行った子たちは、カモシカに会った!と喜んでいました。せっかくだからと遠回りして、自然の家に到着。ほどほど疲れたなっ。

夕飯のバイキングも、みんな嬉しそうに食べます。ナイトハイクは、みんな心配そう。確かに、真っ暗って経験ないですよね。いつものように「森の話」をして、くじを引き、2〜3名で、森に入りました。脅かそうかなと、戻ってきた道端で、僕はごろりと寝ていました。最初に戻ってきたおっかながりは「何してんの?」という反応。じゃあ!と、草やぶで座っているだけにしました。何人か驚いてくれて、気が済みました。ある少年が「もう一度、独りで行ってみない?」に乗りました。そして、しっかり独りで行ってきたもので、ちょっと感動でした。これからずっと「君は勇気ある人だよ」と励ますことができます。なにせ、その現場に立ちあったのですから。

みんなで風呂に入り、反省会ということで、みんなで集まり、今日のことをしおりにメモして、眠りました。僕は、隣の学校の少年たちといつも一緒の少年たちと同じ部屋。あれこれと、すっかけたので、なかなか友だちになれてよかったよかった。すっかりここでも、○っ○ーでしたよ。

写真は、ナイトハイク下見中に、すごいものを発見!...という「やらせ」です。

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