昨日へ     2005年11月05日   明日へ

夕張・紅葉山で目を覚ましました。例によって、早朝の散歩です。今日は歩かないで、四輪車なんだけどね。

天気予報では、晴れでしたが、辺りはすっかり霧に包まれ、遠方まで写真で撮るのは難しいコンディションです。ならばと、真谷地に向かいました。北炭建設跡の建物を朝霧の中で撮ってみようと思ったのです。けれども、行ってみると、霧は晴れ、朝日が輝きました。まあ、これはこれでよしですね。車を降りて、奥の方まで、歩いて探検しました。向かいの山の上まで、道路の跡があり、人の暮らしがここにあったことを残していました。落葉の松が、金色に光っていました。落葉の松の光は、夕張の冬の始まりです。

千代田のアパートを撮っていたら、スタッドレスタイヤの交換をしていた人に「被写体になるんですか?」と聞かれました。「ええ、以前夕張で暮らしていたものですから」という僕。今思うと、答えになっていないですね。

旭町に行きました。独身寮がとうとう閉鎖されていました。本町一丁目の上通りがなくなっていて驚きました。福住で、人車跡を見ていたら、薮からがさがさと獣の音が響きました。鹿でしょうか? 家に戻って、ラーメンの「のんき屋」さんのお婆さんが亡くなったことを聞きました。新しい店になったそうですが、そこを訪れるのはまた今度ですね。

母さんの個展の準備。作品を揃えます。名前を確認し、名札を作ります。作品を1枚1枚撮りました。小品は梱包します。懐かしい作品がありました。時間がうんと経っていることに、驚きました。昼過ぎに運送屋さんが来て、搬入準備。そして、僕たちも札幌に向かいます。

江別でtrueくんたちと合流し、札幌へ。いつもの個展会場です。Mおじさんたちが来てくれました。母さんが絵を教えている方が応援に来てくれました。その中に、北高の同級生のZさんがいて、びっくり! 修学旅行で京都に行ったとき、同じグループで三千院とか一緒に回ったZさん。全然変わってなかったですよ。若いっすねー。

2部屋を使っての展示。あちこちと作品を置いていきます。この作品はあっちがいいなどと試行錯誤をしましたが、結局画廊の方がいい感じにアレンジしてくれました。作品を吊るし、写真を撮って、一段落。

画廊を出て、予約していたお店に行き、個展搬入ごくろうさんパーティーです。甥っ子二人が「みなさん、ありがとうございました」「おばあちゃん、おめでとうございます」の挨拶で、乾杯。Zさんだけじゃなくて、絵の教室の皆さんとも、飲んで語らえてよかったです。感謝感謝の札幌の夜でした。

写真は、真谷地の朝です。

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