昨日へ     2005年11月11日   明日へ

今日は、教員研修の日。だから、子どもたちはお休みです。僕は図工美術部なので、午前中は僕の通う学校で県美術館の学芸員さんの話を聞き、午後は小野田にある機織伝習館で藍染めをすることになっています。

受けつけ時刻まで、庭の薔薇を切って生けたり、会場になるホールに音楽掛けたりしていました。正直言って、学芸員さんの「鑑賞」の話なんて、何かつまんなさそうな気がしていたんです。ところがね、それが全然予想と違って、驚きでした! 感動でしたよ。

学芸員のSさんは、それはもう見るからにつまんなくなさそうな雰囲気です。講演として型通りに話すことよりも、あふれ出るあれやこれやを、どんなふうに伝えようかと、まるで素材を前にした調理師さんという感じでした。

美術と、造形は違う。造形は、運動神経。大学に入るまで、美術は技術だと思っていた。よく見ることの大切さ。よく見させること。嘘はつけないということ。Sさんの自分史。ああ、上手くここに文字にするのが難しいなぁ。

おこがましいですが、思ったこと。それは、僕は間違っていないってこと。もっともっと、美術の可能性を信じていいようです。Sさんに感謝です。

午後は、藍染めです。縫い染めという方法を教わって、やります。11人の部会員なので、あれこれとおしゃべりしながら進めます。最初、僕は大きな動物を染めようと思いましたが、時間切れになることが予想されたので、葉っぱをたくさん縫うことにしました。輪ゴムで水紋を描くことにしました。

縫ったり、結んだりして、いよいよ藍に付けます。初めての体験。最初は、緑色なんですね。それが酸化して、だんだん藍になる。工房の先生から、紅花染めのことなど、いろんなことを教わりました。

染色って、何となく陶芸に似ています。作者の意図はあるのですが、自然の力によって、作品は大いに変わってくるんです。窯からあがるまで、陶芸の作品は分かりません。割れてしまうかもしれない。染色も同じで、人が驕ってはならない。あくまでも、自然に謙虚に委ねる気持ちがなくちゃいけない。そんなこと、感じました。

さぁて、出来上がりは、正直言って、いまいちでした。縫って絞るのが今一つきっちりできなかったんです。何だか悔しいなぁ。またきっと、同じように染色にチャレンジしてみたいものです。

ところで、今日ジーサンバイクことR1100GSは、70000kmを越えました。およそ1年10000km走行ですが、今年はあんまり走らなかったなあ。

写真は、藍に染めるところです。

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