昨日へ     2005年11月18日   明日へ

今日は、5年生対6年生のバスケットボールの試合の日です。

本当は、昨日だったのですが、体育館を他の学年が使うことになっていました。だから、今日。ちなみに、6年生は21名。そのうち3人、スポーツ少年団のバスケットボールチームに入っている少年がいます。そのうちの一人Sちゃんは、僕よりも背が高いくらいです。5年生はというと、13人。バスケットボールを習っている人はいません。どう考えても、勝てそうにはないのですが、実は持久走大会を終えてから、「6年生に勝つ」という目標で特別訓練をしてきたのでした。

春にも、5年生だけでバスケットボールの授業をしました。僕は、みんながバスケットボールという競技を上手くなることを、そんなに期待していません。むしろ、学んでほしいのは、前向きな積極性と仲間と進めるチームプレイです。だから、少々歩いたってお構いなしです。ファールもほとんど取りません。ボールの奪い合いも、簡単には止めないんです。初めは、おどおどしていた人も、だんだんと熱を帯びてきます。ボールを使ったチーム格闘技という様相です。

大勢すぎると、うまく進みません。だから、たいていは3・4人対3・4人で進めるんです。これも例によって、くじでABチームに分けます。5年生は13人なので、6人チームと7人チームですね。自分たちで、前半後半を決めます。そして、前半3分の目安でやるんです。3分と言っても、がんがん走らざるを得ないので、かなりハードです。少人数でやるのが当たり前になると、全員が動けるようになります。

そんな感じの春を経て、持久走大会後に3時間特訓しました。一つ目のポイントは、速攻の練習。とにかく速くにゴール下に誰かが走り、ロングパスで進める。これは「ドリブルなんかしていると追いつかれて取られちゃうから、パスで進めるんだよ」というところの具体策です。「速攻」という言葉を覚えるだけでも、スキルアップです。次に、リバウンドの練習。だいたい入らないほうが多いのです。黙って見ていることが多いので、とにかく拾うこと。シュートした人も、拾うこと。だから、練習試合中は僕の「まだまだ! ほら、まだまだ!」という声が飛びます。三つ目は、腕を広げること。黙って立つのではなく、ディフェンスをするという意識を持つんです。これは「私の胸に入っておいで攻撃」と名付けました。みんな、こういうの好きね。最後には、「マンツーマン」 誰をマークするかを、作戦として立てられるようになると、チームプレイ度アップです。

さて、試合の5時間目になりました。悪いけど、バスケット少年3人は、最初はご辞退してもらい、4人チームの4試合、それぞれ3分で、ホイッスルを吹きました。そりゃあもう、すごい声援と、汗と! やっぱり大勢はいいわぁ! やっぱり学級対抗はいいわぁ! 12分は、あっという間です。どうなるかなぁ?と思ったら、結果としては、ダブルスコアで勝ったんですよ! 12対6。5年生のエースMっちの強力なパワーが、みんなに感動を与えました!

その後、例によってのくじで、混合チーム。また新たに試合。バスケ少年も一緒。さっきの熱烈プレイの後なので、もうみんなエンジンは全開で、ギアもすっかりトップに入りっぱなしです。その後で、今度はフリースロー。さっきくじで決めたチーム(6チーム)で、代表1名。バスケ少年じゃない少年だけが、すぽっ!と決めて、これもまた沸きましたねぇ。来週から始まる、縦割り班対抗ドッジボール大会練習期間に備えて、みんなでドッジボール。これもまたよしですな。5・6時間目を通した体育でしたが、あっという間でした。ああ、楽しかった! 今学期中に、もう一度やりたいもんです。

学校を出ると古川のほうに満月が、オレンジ色に輝いていました。僕は、カメラをザックから出して、シャッターを押しました。そしてまた車を西のほうに進めながら、はっと気付きました。ああ、僕は少しでも月に近づいて写真を撮ろうとしている! 新鮮でした。知識はあるのに、それが僕の中で意識されない自然さ加減が、少しおもしろかった。どこまで行っても、月は遠いような近いようなところで、まぶし過ぎない灯を灯しているのでした。月は、太陽がまぶしいかい? この星は輝いているかい?

写真は、1年生をおんぶする5年生です。

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