昨日へ     2005年11月21日   明日へ

物語のメモ。

神経抜いた。痛くなくなった。もう大丈夫。殻をかぶせたら、しみることもない。痛くない。...イメージしたのは、歯医者での話。でもね、物語としては、全身の話。

虫歯の治療で、神経を抜かれたことがあります。すっかりぽろぽろになった奥歯。もう十分ご飯粒がすぽっと入るくらい穴が開いていました。そんな歯なのに、ドリルでまだまだ穴が開けられて、そして短いねじ回しみたいなもので、くりくりくりっと回転して、ぎっ!っと抜く、治療。ああ、歯医者ほど辛いものはない。痛みを取ってもらうために行くんだけど、違う痛みが確実視。何回か通って、歯に金属をかぶせたときの、あの違和感。

さて、物語は、全身の神経の話です。体がぽろぽろになって、医者に行って、ドリルで穴を開けるんです、全身に。そして、神経をくりくりくり...ぎっ!と抜く。するとね、もう何も痛くなくなる。感じなくなる。金属で皮膚を覆うと、「安全」になる。「快適」になる。なんか、そんなイメージ。

ふと思ったんですが、抜かなくても、ひょっとして僕たちは、既に「金属」に「保護」されて「安全」「快適」に過ごしているかもしれません。痛みとは、自然の恵み。好き嫌いして、「無感覚」「無感動」になっていないか。都合のいいところだけ「利用」していないか。そんなことを考えることがあります。

写真は、11/05の夕張・旭町の一枚です。

昨日へ        明日へ

はじめのページ