昨日へ     2005年11月24日   明日へ

今日は、校内授業研一学年の研究授業を見る機会がありました。やっぱり、授業を見るのって、勉強になります。感謝です。教科は算数だったのですが、今日もまたいろんなことを感じました。考えました。

「+」という記号を、僕はいつ、どのように覚えたのだろうと、考えました。「−」や「×」も同様です。たし算の問題などを解くとき、「式」を書く欄がたいてい用意されます。そしてその下に「答え」の欄があるんです。これまでの僕は、「式」によって「答え」が導かれるように考えていましたが、今日の僕は少し違いました。「答え」を説明するために、「式」はあるのではないだろうか。

算数の文章問題を解いた後で、「どうして、そのように求めたか」を説明するように問う(要求する)ことがあります。すると、いわゆる算数の苦手な子は「答えは言えるけど、説明はダメ」ということが多いです。「答え」を求めることを要求されていて、それは達成されているのに、なぜそれに重ねて余計なこと(説明)などしなくてはならないのか?!...と、言われたことはないものの、そんな感じなのではないかと思います。「12−9=3」...ここまでが「算数」で、どのようにそう求めたかは「国語」であるかのようです。ん〜、そうなのかもしれません。

そこで、僕が考えたのは、「+」という記号を安易に使わないほうがいいのかもしれないということ。「答え」を見つけるために必要なのは、記号と数字でできた「式」ではなくて、言葉なのではないだろうかということ。言葉で説明をする道筋があり、言葉で説明するときにより簡便化するために「記号」がやっと登場するということ。思考と言葉が一体になれば、なんとなく「式」みたいなものを書いて、「できた(解決した)」っぽい気持ちになる(けれども、すっきりと納得はしていない)という子は、少なくなるのではないだろうか。そんなことを考えた今日でした。もう少し、追求しつつ、実践をしていきたいと思っています。

さて、今日は5時間目を終えたところで年次休暇。仙台に向かいます。エルパーク仙台で「しゃべり場」があり、僕はそのファシリテーターなのです。家に帰り、電車で仙台へ。途中、別仕事をし、そして6時半から、いよいよ「しゃべり場」。せんだい男女共同参画財団主催の企画です。ジャンルとしては、ジェンダーフリー。去年に引き続きの「しゃべり場」です。

今年は、学生さんが劇をするというスタイルの導入でした。参加者は、50名以上。僕は「ちがい」を見つけることが今日のめあてですということを話しました。「ジェンダーフリー」って、「男女平等」よりも「個人尊重」なんだと考えますと話しました。また、今日の「観客」は〇人で、皆さんしゃべっていってくださいね、と促しました。

僕が、あれこれと問題提起をしなくても、皆さん積極的に発言してくださり、とても楽しかったです。充実していました。感動でした。よかったです。家庭でのこと、職場でのこと。いくつか設問などを用意していたのですが、発言に発言が重なり、一人では作れないものの尊さを感じました。こういうのって、「講演」なんかじゃ得られないですね。「お母さんの料理がおいしくない」という話で、会場に笑いが起こり、そのことについて「その笑いは」と問い直す方がいました。みんなが、考え合うという「場」は、「豊か」であると言われる現代において、実のところ貴重かもしれません。参加された皆さん、そしてスタッフの皆さん、すてきな時間をありがとうございました。

昨年は、一回ぽっきりの「しゃべり場」でしたが、今回は「次回」を用意してもらいました。12/15に、エルパーク仙台であります。夜6時半からです。よかったら、あなたも参加しませんか?

写真は、しゃべり場の会場。始まる前にパチリでした。

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