昨日へ     2005年12月22日   明日へ

今日は、終業式の日です。

まーい年感じますが、月日の経つのは早いものです。そして、子どもたちは成長します。冬休みの宿題(「冬休みア帳ー!」)は、昨日みんなで綴じて、少しばかりやる時間も取りました。例年、まとめて返しがちな教科のテストの返却・見直しも終わっています。だから、ちょっとゆったりです。

終業式、教室の大掃除、あちこち大掃除、そして通信簿渡し。

小学校教員をしていて、一年で一番ドキドキするのは、一学期の始業式。その中のたいてい最後にある「担任発表」。あれは、心臓に悪いです。子どもたちは正直ですから、僕が担任になることをどう感じているか、そのままの反応(声・表情・動作)で表します。あれは、別格にドキドキ。

次に、ドキドキなのは、通信簿を渡したときのみんなの反応。そりゃあ、みんないいことばかりではないです。厳しいこともときには書くかもしれません。渡した後の、みんなの顔。それがいつもいつもドキドキ。信頼関係を確かめたい瞬間なのです。ちなみに、通信簿をもらうときのことは忘れてしまいました。父さん母さんに見せるときの気まずさは、忘れていませんけどね。

予定されていた職場の忘年会は、吹雪が予想されることと、都合によって参加しない人がいるために、中止になりました。その分、新年会ということです。連れ合いぴよさんは、職場の忘年会の日。ならばということで、学校帰りに、川渡温泉藤島旅館に向かいました。猛吹雪という天気予報は、どうやら外れ、なかなか穏やかです。

いゃあ、藤島旅館のお湯はいいわぁ〜。ふにゃふにゃになりました。

「おばんです」と浴室に入ってくる方がいたので、「おばんです」と返しました。すると、その先輩は、いろいろ僕に話し掛けてくれました。「若いのに、温泉、好きなんだねー」「いえ、若くないですよ」...会話をしていて、驚きました。「最近は、あんまり来ないんだねー」...な〜るほど、僕のこと知っていたんですねぇ〜。そりゃ、そうだ、いつも同じ場所に座り、いつも長湯して、髪の毛が妙に長いもんだー、印象に残りますね。きっと、会話をするきっかけを窺っていてくださったのでしょう。ああ、旅って感じだなぁ。他の馴染みの方が、声掛けてくださった先輩に話しかけ、会話は途切れてしまったのですが、とても嬉しい温泉でした。

川渡温泉から、岩出山の川北の道を行き、古川は中埣、そして小牛田を回って帰ってきました。さすがに、吹雪いてきました。車の中では、Puffyを聴きながら、温泉のじんわり感の中、2学期が終わったーと感じたのでした。

写真は、通信簿を見合う5年生です。

昨日へ        明日へ

はじめのページ