昨日へ     2006年01月07日   明日へ

今日もまたゆっくりと過ごす日です。労働組合の旗開きのお誘いがありましたが、飲み過ぎの連日なのと、連れ合いぴよさんと過ごす予定だったので、不参加にしてしまいました。ごめんなさい。

昼過ぎ、二人で川渡温泉藤島旅館に向かいました。小牛田を通り、岩出山の川北を通り、国道を行きました。思いの外、雪が少なくて驚きでした。

温泉は、いつもよりもぬるく、ながーく入れました。バスタオルを浴槽に入れる小さい子がいて、注意するかどうか迷いました。近くに、お父さんがいるのです。彼が言わないかなーと期待していました。僕は、どうしてもすぐに注意しちゃったりするんです。ここのところ、もう少し待てるようになろうと、心掛けています。結局、「タオル」と言うお父さんの言葉は、十分に届かず、僕も言わないまま、彼らは上がっていきました。風呂のマナーって、習わないと分からないですからね。教えてほしいものです。教えるべきだったかな。

夕飯を作り、夕飯を取りながら、映画を見ることにしました。随分前にヨドバシカメラでDVDを買ったんです。でも、一人で見るのがもったいなくて、取っていたんです。映画は、「女ひとり大地を行く」(監督:亀井文夫 主演:山田五十鈴 キヌタプロ・北炭労組作品 1953)。名前は、夕張の歴史・文化に関わる資料を見る中で、知っていました。けれども、見たことはありませんでした。炭労がお金を集めて作った、独立プロの作品です。

印象的な場面は、次の通りです。
・強制連行した中国人に鞭打つ人。しかしながら「捕虜」という言葉は、的確であろうか。
・解放された中国人に感謝されるということ。
・恒星は、自分の輝きは分からないというセリフ。
・炭鉱のガス爆発の場面。坑道をふさいでいく人。夫の安否を求めて駆けつける人。坑道からやっとはい出て来て倒れた人の腕を写り良くして撮影するカメラマン。高校2年のときの北炭事故を思い出す。
・いやらしい労務担当者。鞭打つ人と、打たれる人。打たれることに、怒りを感じる人。
・現場を守るという誇り。
・「組合」という言葉の響きが、とても力強いこと。そして、それは僕が子どもの頃に聞いていたのであったこと。
・しかし、「組合」の「幹部」に闘う姿勢はないこと。「みんな」の問題を、「個人」の問題にしていること。
・当時の夕張の様子を語るインタビュー。長屋の自由な空気。

見てよかったです。父さん母さんにも見せたいと思いました。また、労働運動を闘う(または、これから闘う)人たちに見てほしいと思いました。人間が人間らしく生きるということとは、人の痛みが分かるということ。峠三吉さんに恥ずかしくない生き方をしていこうと、また心に刻んだ夜でした。(もしよかったら、あなたもこの映画を見てくださいね。僕と直接会うことができる方には、DVDの貸し出しをしますよ。)

写真は、今日の川渡の猫たちです。

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